雨の日にバイク運転で気を付けること
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2019/02/12
こんにちは!なごみグループです!
今日は雨の日のバイクの運転についてお話したいと思います
通勤や通学でバイクや原付を使う人は多いと思います。
その中にはたとえ雨の日でも使わないと通勤通学が成り立たないという人や、運転している途中で雨が降り出してきてしまったという人もいるでしょう。
雨の日に事故が多いのは以前お話したとおりですが、
今回はそんなどうしても運転せざるを得ない状況において注意すべきことをお話していきたいと思います。
降り始めに注意!
雨というのは降り始めが一番滑りやすく、バイクにとっては非常に危険です。
と、いうのも一番危ない理由の一つに「道路のホコリ」があるからです。
雨によって晴天時に道路にたまったホコリや細かいゴミが浮いてしまい、タイヤとアスファルトの間に層ができます。
その結果、地面とタイヤの間に水の層ができてしまい、タイヤが浮いてしまうため、晴天時よりもスリップする可能性が高くなってしまうのです。
また、雨の降り始めは傘を持っていなかったり、早く家に帰ろうとしたりして急いでいる歩行者が多くなります。
また、運転者のほうも車と違い、バイクには屋根がないので雨が酷くなり始める前に家や会社に急いで行こうとする気持ちが大きくなります。
このように両者が共に急ごうとする気持ちから対人事故が起こる可能性がグンと高くなるのです!
対処法として、歩行者も運転者も周りが急いでいても決して慌てずに、
自分は周りを見て、スピードを落として運転するように心がけましょう。
1.無茶な追い越し
自動車とは違い横幅が半分程度しかないバイクは比較的簡単に追い越しをすることができてしまいます。
その時に車との接触や巻き込み事故が多くなり接触事故をおこしてしまうケースが多くあります。
2.バイクを煽る車の増加
自動車側がバイクを認識していない、もしくは認識したうえでバイクをあおって交通事故を起こすのも大きな要因の一つです。
また、大型車を乗っている場合は左右確認をしっかりと行っていても横を走っていたバイクが視認できなくなってしまい
左折の内輪差で巻き込んで交通事故を起こすケースも後を絶たないのです。
このように晴天時でも交通事故が起こりやすい状況にもなってきているのでバイクを運転する際は雨天時だけでなく
晴天時でも十分に気をつけて運転を行っていきましょう!
スリップしやすい場所に注意!!
雨の日にはスリップしやすい場所がたくさんあります
マンホール
晴天時には特に問題なく曲がったり、
スピードを出せたりできるマンホール等ですが、水で濡れると、とても滑ります。
直線や見通しの良い道であれば雨の日でも簡単に避けられるでしょうが、
カーブの先に突然現れてしまったら避けようがありません。
さらに、マンホールが走行先にあったからといって急にブレーキをかけるのは逆に非常に危険です。
雨天時などの滑りやすい環境ではブレーキがロックしやすく、スリップの可能性が大きくなります。
対処法
マンホールは大抵、自分が通りたい走行ライン上にあります。
よって、雨の日には速度を落とし、金属部分を避けられるようであれば避け、
どうしてもマンホールを避けられない時は、バイクをなるべく傾かせずに端の方を通るようにしましょう。
横断歩道の白線
マンホールほどではないですが、道路に進路などが書いてある白線も雨の日は滑りやすいです。横断歩道や白線は夜間の視認性を高めるためライン表面にはガラスビーズが散布されおり、それらの箇所が濡れると滑りやすくなっています。
特に白線は交差点の近くに多くありますので、信号が変わりそうだからと無理に加速→間に合わなくて急ブレーキ→その下に白線があり、スリップというコンボが発生しがちです。
対処法
雨の日はスピードを落とし、信号を無理に渡ろうとせず、なるべく白線を避けアスファルト部分を走るようにしましょう。
轍の水たまり
水が溜まった深い轍を走行してしまうと、タイヤの排水が追いつかずタイヤと地面との間に層ができてタイヤが浮いてしまいスリップの可能性が高くなりますのでなるべく避けてください。
対処法
轍はできるだけ避け、速度を落としてください。
また、磨り減ったタイヤで走らないようにして、スリップの可能性をできる限り下げましょう。
雨の日は自分が思っている以上に危険と気を付けることがたくさんあります。
しっかり準備と対策をして、事故にあわないようにしましょう!!
所属院 なごみ針灸整骨院 小幡院
名 前 山本 秀俊
資 格 柔道整復師
鍼師 灸師
あん摩マッサージ指圧師
2019年2月12日 更新