高齢者の事故
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2018/06/02
こんにちは。なごみ鍼灸接骨院の大屋です。
本日は高齢者の交通事故についてお話しさせていただきます。
高齢者の事故が多発!!
愛知県では、大変多くの高齢者が交通事故の被害に遭っています。
昨年は愛知県における交通事故死者数は200人で、このうち、約6割の110人が65歳以上の高齢者だったそうです。
そして、高齢者の交通事故死者110人のうち歩行者が最も多く、59人で、全体の約5割を占めており、その中でも道路横断中が50人と約8割を占めています。
身近なところで発生!!
歩行中・自転車乗用中の交通事故で亡くなった高齢者のうち、約5割の方が、自宅から500メートル以内で事故に遭っており、いつもの買い物や散歩の行き帰りなど、交通事故は、とても身近なところで発生しています。
慣れた道だからこそ慎重に安全確認をして、交通事故に遭わないよう気をつけましょう。
人によって個人差はありますが、加齢とともに、聴力・視覚・筋力が衰えていきます。
自分自身の身体能力の低下を正しく認識し、近くに横断歩道や押しボタン信号があるときは、少し遠回りでも利用するなど、確実に安全に反対側に回れる行動をしましょう。
そして、道路を横断する前に、左右の安全を確認し、横断中でも車に注意しましょう。
特に横断の後半は、気が緩みがちのため十分車に気をつけましょう。
また、車が必ず止まってくれるとは限りませんので接近してくる車がいるときは、止まるのを確認してから横断しましょう。
高齢者は、加齢とともに判断力などが低下しているのに十分間に合うと判断して無理な横断をする事があります。
運転中に高齢者を見かけたら、速度を落として高齢者の動きに気をつけるなど、「かもしれない運転」を心がけましょう。
そして、一時停止場所では、必ず止まって左右の安全を確認しましょう。
歩行者がいるのに止まらないと、警察に捕まってしまいます。
そして、横断歩道手前では、急に歩行者が現れても安全に停止できるよう、常に注意しましょう。
運転する時は注意してください!!
最近ニュースで高齢者の誤操作や逆走などによって死亡事故などを目にすることが多いです。
先ほども述べましたが、年齢を重ねると判断能力が低下しているのでブレーキとアクセルの踏み間違い、ブレーキ操作の遅れ、ハンドル操作の誤りなどを起こしてしまう事を十分認識して車を運転しましょう。
また、運転前には体調を確認し、 体調が悪いと感じたときは、運転を控えましょう。
運転中に少しでも体調不良を感じたときは、運転を中止しましょう。
交通事故は中々無くならないですが、交通事故で悩んでいる方をなくしていくために、なごみグループでは毎月、5と0が付く日に交通事故に関する啓蒙活動を行っております。
家族や周囲のお友達など交通事故で悩んでおられる方がいらっしゃればぜひ一度ご相談ください。
全力でサポートさせていただきます。