追突事故で多いケガとは?
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2018/06/05
こんにちは、なごみグループの太田です。今回は交通事故の中の追突事故についてお話ししていきます。最近の交通事故の傾向として停車中に後ろから追突されるケースが多い気がします。現在なごみに交通事故治療で通院されている患者様も追突事故でおケガされた方が多いです。今回紹介するのは追突事故で多いおケガについてです。
むち打ち症
交通事故の代表的なおケガとしてむち打ち症があります。
追突の衝撃により首がムチの様にしなり異常な動きをしてしまい、その反動で痛みが生じる疾患です。むち打ち症は正式な名称ではなく、頸部捻挫、頸部挫傷などとも呼ばれます。むち打ち症では頸部の痛みだけでなく、「頭痛」「めまい」「吐き気」「肩~背中の痛み」「倦怠感」「しびれ」など筋肉性の痛みから神経性の痛みまで様々な症状が出現します。実はむち打ち症は出現する症状や損傷部位によりいくつかの種類に分けられます。
頸部捻挫型
むち打ち症と診断された方の多くが頚部捻挫型と言われています。頸部の軟部組織や筋肉が損傷し頚部の可動域制限や肩~背中の痛みが生じます。
バレーリュー症候群
別名を「後部交感神経症候群」とも呼ばれます。交感神経とは自律神経の中の1つで頸部~背部の背骨に分布しています。この交感神経が障害されると、「耳鳴り」「全身倦怠感」や、運動もしていないのに動機がしたり、手足が冷えたりします。
脊髄症状型
交通事故の衝撃により頚椎の脊髄が損傷及び、下半身を支配する神経に損傷を起こすものです。症状として、下肢のしびれ、歩行障害が出現したり、人によっては膀胱直腸障害が生じます。膀胱直腸障害により尿失禁をおこしたり、頻尿、便秘の症状も出現します。また、膀胱直腸障害は事故直後には気づきにくく、病院での診断でも見落とされがちなので注意しましょう。
根症状型
交通事故の衝撃により、頚椎の構造に歪みが生じることで頸部の骨から出てくる神経を圧迫してしまい、頚部、後頭部に痛みが生じたり、腕のしびれなどの神経症状も出現します。
今回は追突事故で多いおケガとしてむち打ち症についてご紹介させて頂きました。追突事故はご自身が細心の注意を払っていても遭われてしまう事もあります。交通事故を無くすことは難しいですが、交通事故でお困りの方を少なくしていく活動を随時行っております!おケガのことでも自賠責保険についてなど交通事故に関連するご相談もb受け付けておりますので交通事故に遭われてお困りでしたら一度なごみグループにご相談下さい!