高齢者の運転の特徴!!
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2018/07/12
こんにちは。なごみ鍼灸接骨院の大屋です。
本日は、高齢者の運転の特徴をお話させていただきます。
高齢者の運転の特徴は?
高齢者になると、若い時と比べ緊急時の対応が遅くなります。
また、緊急時に判断ミスも多くなります。
危険を察知できても、処理能力が低下しているのでブレーキとアクセルを踏み間違えたり、
危険を察知してもブレーキが踏めなかったりといろいろな対応時に行動できないことがあります。
そんな中でも、自分の運転テクニックに自信を持っている方も大勢いらっしゃいます。
長年、無事故・無違反で過ごした方ほどこの傾向は強いそうです。
また、運転に自信を持っている方は、ほかの高齢者より自分は優れていると思っている傾向も強いそうです。
こうした自信の高さは自動車の運転に限らず高齢者の特徴で、自分の都合の悪いことは聞き入れないことも多いですが、この自信がすべて悪いわけではなく、より健康に生きていくためには必要な事でもあります。
しかし、この自信が危険な運転につながることがおおく、事故を起こして初めてご自身の能力が低下している事を認識される方も多いそうです。
高齢者の交通事故の原因の約70%は危険の発見が認識できた際の対応の遅れが原因とされており、いつもの通いなれた道で人がいつも来ないからと思い込んでいたり、車の通りが少ないから大丈夫と勘違いしたりや、先ほどの運転技術の過信や身体能力や反射能力の低下を認めないことなど、いろいろな事が原因で交通事故が起きてしまいます。
特に視力・動体視力・聴力・判断力の低下は危険を察知するのに重要ですが、高齢者は年々これらが低下していってしまいます。
スピードが出れば出るほど視野が狭くなっていき、わずかな変化にも気づけなかったり、踏切音や緊急車両のサイレンの音に気付かなかったりなどで、交通違反が増えていき、交通違反が増えれば交通事故につながりやすいので、注意が必要です。
最近は自動車の免許を返納する方も増えてきていますが、愛知県は車がないと不便なことが多いので、返納されない方も多いと聞きます。
70歳以上からは運転免許の更新時に講習が義務付けられました。
そこでの検査結果や運転ミスが多かったら自主返納も考えて方がいいかもしれません。
高齢者の運転の特徴をいろいろと述べてきましたが、自動車の運転は過信をうみやすいです。
高齢者だから気を付けようではなく、自動車を運転する全員が安全運転を心掛けていけば交通事故も減っていくと思います。
事故を起こしてからでは遅いことをちゃんと理解して安全運転をしていきたいですね。
なごみ鍼灸接骨院では交通事故専門院です。
交通事故でお悩みの方がいらっしゃればぜひ一度ご相談ください。