オスグット病の原因と予防法!
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2018/10/12
こんにちは、なごみグループの太田です。今月はオスグット病などの膝痛についてブログを更新してまいります。今回はオスグット病について書いていきます。
オスグット病の特徴と症状とは?
そもそもオスグット病とはどのような病気なのでしょうか?まずはオスグット病の症状について説明します。オスグット病は10~15歳の成長期の子供に起こりやすい病気で、症状としては膝の前側に痛みが生じます。具体的には、膝蓋骨(膝のお皿)の下の骨が徐々に突出してきて、痛みが生じます。また赤く腫脹したり熱をもちます。休めば痛みが消失しますが、再度スポーツなどで動かすと痛みが再度出現します。ではどのような原因で引き起こされるのでしょうか?
オスグット病の原因は?
原因として、10歳から15歳の成長期の子どもがスポーツ(主に跳ぶ、蹴る動作が多いスポーツ)による膝の曲げ伸ばしの繰り返しが原因で引き起こされます。成長期のこの時期、脛骨はまだ骨でなく軟骨です。膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が収縮し膝蓋腱付着部の脛骨粗面の成長軟骨部を引っ張り続けることで、剥離してしまいます。その剥離が、膝蓋骨の下の骨が突出している原因です。また剥離することで痛みも同時に現われます。
オスグット病の予防法!
オスグット病は成長期の一時的な症状なので、ある程度成長すればほとんどが自然治癒します。ですが、オスグット後遺症といって大人になってもスポーツなどで膝に強い外力が加わるとオスグット病による膝の痛みがあった部位に痛みが再発することがあります。もし、お子さんが膝に痛みを訴え、痛みが繰り返し引き起こされる場合はスポーツを控えることが大切です。お子さんの小さな変化を見逃さないようにしたいですね。上記の症状を強くさせないためには、膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋のストレッチングやアイスマッサージなどが効果的です。湿布などもいいですね。症状が軽快しても再発の恐れは十分にあるので日頃からストレッチを習慣で行えると尚良いです。またレントゲン検査で詳しく状態を診る事ができるので、膝痛が長期間続く場合は一度検査をしましょう。
今回あオスグット病について書きましたが膝痛の種類は、「変形性膝関節症」や「半月板損傷」など関節や骨が影響して引き起こされる膝痛もございます。痛みや違和感などを感じている方は早めの対処が必要です。なごみでは、膝痛の治療として痛みをでにくくする姿勢矯正や疼痛部位に対して特殊な電気を使った治療や、鍼灸治療などを行っています。膝痛以外でも身体でお困りでしたらなごみグループにご相談下さい!