秋の夕方は早めのライト点灯を!
2018/10/16
なごみグループスタッフの澤田です!
10月に入ってから肌寒くなり日没も早くなりましたね。
実は交通事故は日没の時間帯に増えると言われています。
今回はなぜ日没の時間帯に交通事故が増えるのかをご紹介していきます!
?交通事故が発生しやすい魔の時間帯
交通事故を発生時間帯別に見ると2つのピークがあります。
それは朝7時?9時までと夕方の5時?7時までです。これは通勤や通学、そして買い物など多くの人が移動する時間帯と重なっています。
さらに死亡事故だけに絞って発生時間帯別に見てみると、年間を通じて夕方の5時?7時までが多くなります。4月から8月の日没が遅くなる時期は7時台と、さらに遅い時間帯に多く死亡事故が増える傾向があります。
これらの傾向により交通事故(特に死亡事故)と日没の時間帯は大きく影響していると言えます。
では、なぜ日没の時間帯に交通事故が増えてしまうのかというと夕方の明るさが関係しています。
?日没で太陽が沈んだ状態でもすぐには真っ暗にならず薄明るい状態が続きます。
この薄明るい時間こそが死亡事故を多発させる魔の時間です。日没後でもまだ明るさが残っているためドライバーは明るいと錯覚してしまい、この錯覚によって歩行者を見落とし、死亡事故の原因となってしまいます。
これを防ぐためにドライバーができることは「早めにヘッドライトを点灯する」ことです。ヘッドライトの点灯は視界の確保だけでなく、歩行者にクルマの存在を知らせる手段でもあります。また、歩行者も明るく目立ちやすい色の服を選んで、ドライバーに存在をアピールすることも大切です。
無灯火運転は危険
日没後の暗くなった状態で車を走らせているとうっかり自分の車のライトを点け忘れていることがあります。
意外に普通に走行できてしまうのですが、夜間に車のライトを点け忘れて走行していると交通違反になります。
ヘッドライトのつけ忘れ、無灯火走行による交通違反点数は1点です。
交通違反点数で1点という、反則金の額は、大型車で7000円、普通車・二輪車で6000円、そして小型特殊車と原付でも5000円で、意外と高くなります。
また、ヘッドライトを点けずに走行していると交通事故に繋がる危険性も高まります。
周りの車に自分を知らせる
無灯火のまま運転していると自分の視界がせまくなり、対向車や周りを走る車にとっても非常に危険になり、衝突の危険性が高まります。
自分の視界を照らすだけでなく、自分以外の人に対して車の存在を知らせるためにヘッドライトを点けて運転することは非常に大切です。