腰痛い!原因?損傷しやすい筋肉紹介
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2021/06/29
名古屋市昭和区御器所にあるなごみ鍼灸接骨院御器所院 岩崎です。
腰痛について詳しく書いていきます!今回は筋肉性の腰痛で損傷しやすい筋肉ををご紹介していきます。
体幹を安定させる多裂筋
多裂筋という筋肉は背骨の脊柱を付着している背中のインナーマッスルです。
この筋肉は背骨に付着している小さな筋肉で、小さな筋肉が連結しているように形成されます。
働きとしては背骨同士の連結を強化してして体幹を安定させます。ですのでこの筋肉が長時間の不良姿勢などで障害されると体幹が不安定になります。
インナーマッスルである多裂筋が機能しないと腰のアウターマッスルの脊柱起立筋などの大きな筋肉で代償をおこなうので腰周りの筋肉が凝り固まってしまい、腰痛が生じます。
「長時間の同じ姿勢が辛い」「腰が動かしにくく、無理に動かすと腰痛い」などの腰痛はこの多裂筋が原因で生じているものです。
クビレを作る外腹斜筋
「腰を捻った時に痛みが生じる」というのは、この外腹斜筋が影響しています。この筋肉はくびれを形成する筋肉で、肋骨から骨盤を形成する腸骨、鼠径靭帯に付着します。
この筋肉は腰を左右に捻る作用があります。骨盤の高さに左右差が生じると。片方の外腹斜筋が弛緩してしまいます。
その状態で腰を捻ると過剰に捻ってしまい、腰椎の椎間関節も過剰に動くことが原因となって関節に炎症が生じます。
炎症が生じるとその部位を守る為に腰周りに硬さが出現し、その影響で腰痛が発症します。
腰痛がある方の特徴とは?
今まで腰痛の患者様を治療させて頂いている中で、よく見られる特徴ををご紹介します。
一つは「股関節の可動域が狭い」という特徴です。
股関節の動きが悪いということは股関節周りの筋肉の柔軟性が悪くなっています。ここで腰痛に関係があるのは大腿二頭筋(ハムストリング)です。
この筋肉は股関節の後面にある筋肉で骨盤の一部である坐骨結節に付着します。
股関節の可動域が悪くなハムストリングが拘縮してしまうと、骨盤を引っ張ってしまい後ろに傾けてしまいます。後ろに傾いてしまうと背骨の生理的弯曲が消失しこれが原因となり、腰にかかる負担をうまく受け流せなくなり、腰周りの筋肉にダイレクトに負担が掛かります。その結果腰痛になってしまうのです。
もう一つは「長時間同じ姿勢での作業をしている人」です。
先述にもある多裂筋や外腹斜筋が障害されるのも身体・骨盤の歪みが大きく関わっています。
長時間の同じ姿勢は骨盤の位置、筋肉のバランスに悪影響を及ばす原因となりますので注意しましょう。
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