肩こりは肩甲骨周りの柔軟性を高めよう
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2021/10/25
名古屋市守山区小幡にあります、なごみ針灸整骨院の松岡です。
本日は「肩こりは肩甲骨周りの柔軟性を高めよう」についてお話し致します。
朝晩の冷え込みが強くなり、肩や首が凝ると言われる患者様が増えています。
肩こりの解消には、肩甲骨周辺の筋肉の柔軟性アップが重要です。猫背や冷えの改善にも繋がるのでとても重要な部分になります。
肩甲骨周囲の状態を改善して健康になりましょう。
名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院がサポート致します。
肩こりといっても、首、肩、背中にかけての広い範囲が硬くなって重く感じたり、痛んだりと、人によって自覚症状はさまざまです。慢性化すると、頭痛、めまい、眼精疲労などを伴うこともあります。
肩こりによる痛みや不快感は、もともとの体型や前かがみの姿勢を続けることなどによって、筋肉が緊張して血行が悪くなることで生じます。特に冬は、寒さや厚着による服の重みなどの影響で、筋肉がさらにこわばって血行不良が進み、肩こりが悪化しやすくなります。このような筋肉の状態に、ストレスや、座りっぱなしで動かない生活習慣が加わると、肩こりの不快感がさらに増し、症状を強く感じるようになります。
また、首(頸椎)の形状も肩こりや首こりに影響します。本来、頸椎は緩やかな前弯のカーブを描いていますが、パソコンでの作業やスマートフォンの操作などで前傾姿勢をとり続けることで、このカーブがまっすぐになったり(ストレートネック)、後弯したりします。すると、5 kgもある頭の重さを支えるために首の筋肉に大きな負担がかかるようになります。首を30度前に傾けると、頭の重さの3倍以上の18 kg、60度傾けると27 kgもの負担が首の筋肉にかかります。
また、鎖骨も肩こりに関係していることが分かっています。首の下部分の中央から左右に伸びて胸を広げる「突っかい棒」の役割をしている鎖骨は、本来V字に上がっています。しかし、なで肩などが理由で鎖骨が水平に近い状態に下がると、鎖骨の外側とつながっている肩甲骨もあわせて下がり、首周辺の筋肉が引っ張られて緊張するため、肩こりの原因になるのです。
肩こり対策として、入浴やマッサージなどは血行が良くなるため有効ですが、いずれも根治には繋がりません。また、首のこりを感じて首を回す人も多いですが、肩こりに関係する筋肉は一部しか動かず、大きな効果は期待できません。
肩こりの原因となる筋肉は、首よりも肩甲骨につながって存在しています。本来、肩甲骨は肋骨の背中側の上にあり、島のように浮いた構造をしていて、肋骨の上をすべるように動くようにできています。しかし、長時間じっとして前傾姿勢を続けることが多くなった現代人の場合、肩甲骨が外側に広がったままで動かないため、肩甲骨周辺の筋肉の血行が悪くなって硬くなりやすいのです。そのため余計に肩甲骨の動きも悪くなり、ガチガチにこりかたまっていくという悪循環に陥ります。
特に、肩甲骨を上に引き上げる役割をする「肩甲挙筋」と、肩甲骨を寄せる「菱形筋」が、肩こりと深く関連します。これらの筋肉は深部にあるため肩甲骨を動かすストレッチによってこれらの筋肉をほぐし、肩甲骨の動きを良くすることが、肩こり解消につながります。
名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院では、肩こりや猫背に対して、現在の姿勢をチェックした上で、体のバランスを整える「筋骨バランス矯正法」を行います。