「腰痛対策と予防ストレッチ」
目次
2025/05/23
【保存したくなる腰痛の話】
こんにちは。
名古屋市昭和区、御器所駅の改札を出てほんの数分歩いたところにある
なごみ鍼灸接骨院・御器所院の高野です。
最近、院の玄関を開けるとすぐに
「先生、また腰やっちゃいました…」
「朝、靴下を履くときに“あっ!”ってなって…」
なんて声がやけに多いんですよ。
春から初夏って、気温が上がったり下がったりで体がついてこない時期なんです。
僕自身も昔ぎっくり腰をやったことがあって(立ったまま動けないあの屈辱…)、
季節の変わり目は特に腰がピリッとしやすいなと実感します。
■ 腰痛って、なんで起こるの?
院で検査していると、原因は大体いくつかのパターンに分かれます。
ただし「一つだけ」が理由になることはあまりありません。
① 筋肉カチカチ問題
デスクワークの方は特に。
座りっぱなしでお尻や腰の筋肉がガチガチになって、血流も悪くなる。
これが地味に痛みの元なんですよね。
② 骨盤のねじれ
“右だけに体重をかけるクセがある人”って多いんですよ。
院でも「立ってみてください」って言うと、8割くらいの人が片側荷重。
これが続くと骨盤に歪みが出て、腰にストレスが集中します。
③ 柔軟性の低下
もも裏とかお尻の筋肉が硬くなると、骨盤が全然動かなくなるんです。
前屈が苦手な方は要注意。
④ 体幹の弱り
インナーマッスルが弱くなると、腰を支える“柱”がグラつくので、
ちょっとした動作でも負担がかかりやすくなります。

■ ストレッチが腰痛に効く理由
「ただ伸ばすだけでしょ?」と思われがちなんですが、
実はものすごく“即効性”がある場合もあります。
たとえば、院で施術前に軽くお尻の筋肉を伸ばしてもらうと、
「あれ? 前屈しやすい!」
なんてよく言われます。
理由は単純で、
-
血流が良くなる
-
関節の動きが広がる
-
姿勢の土台が整う
…この3つが同時に起きるからなんですよ。
■ 僕が患者さんに“まずこれやってください”と言う5つのストレッチ
院でも説明するとき、実際に横でやってもらいます。
そのときの雰囲気も含めてお伝えしますね。
【1】お尻の筋肉を伸ばす
「先生、お尻がこんなに硬かったんですね…」
とほぼ全員が言うストレッチ。
グルート(臀筋)って腰と直結してるので、ここを緩めるだけで楽になる方多いです。

【2】ハムストリングス(もも裏)
前屈が苦手な人はほぼここが硬い。
立ったままでもできるので、キッチンでお湯を沸かしながらやる患者さんもいます。

【3】腸腰筋(股関節の前)
デスクワーカーの方は全員やってほしいストレッチNo.1。
反り腰の原因にもなりやすいんですよ。
【4】体の横(腰方形筋)
「なんか腰の片側だけ張るんです…」という人にめちゃ多い。
片側だけ硬いことも珍しくなくて、左右差が整うと軽くなるケースが多いです。
【5】ヒップリフト(軽い体幹トレ)
骨盤を安定させる基本中の基本。
僕はこれ、朝のルーティンにしてます。
10秒×10回でも、やるとやらないでは全然違います。

■ ストレッチの効果を上げるコツ
院で口酸っぱく伝えているのはこの3つ。
-
痛気持ちいい範囲で止めること
-
呼吸は絶対止めない
-
毎日少しずつやる(5分でOK)
特に「呼吸」。
呼吸が浅いまま伸ばすと逆に筋肉が防御しちゃうので、
“ふう〜”と吐くことを意識すると一気に伸びやすくなります。
■ それでも腰が良くならない場合
これは正直にお伝えしておきます。
ストレッチだけではどうにもならない腰痛、あります。
-
骨盤や背骨の歪みが大きい
-
筋膜がガチガチに癒着している
-
神経の圧迫が起きている
-
内臓疲労やストレス性の緊張
こういうケースは、実際に検査してみて
「これは施術が必要だな」と判断することが多いですね。
当院では骨格矯正・鍼灸・筋膜リリースを組み合わせて、
“根本の原因”を狙って施術します。

■ ちょっとしたチェックですが…
患者さんにもよくやってもらうセルフチェックです。
6個以上当てはまる方は注意してくださいね。
- 朝起きるとき、腰が重くだるいと感じる
- 長時間座っていると腰が痛くなる
- 最近ギックリ腰をした、または繰り返している
- お尻やもも裏が硬く、前屈がしづらい
- 背中を反らすと腰に痛みを感じる
- デスクワークや運転など、同じ姿勢でいる時間が長い
- 姿勢が悪いと自覚している(猫背・反り腰など)
- 下半身の冷えやむくみを感じやすい
- ストレッチや運動の習慣がない
- 過去にヘルニア・坐骨神経痛と診断されたことがある
◆ 結果の見かた
「はい」が0~2個の方 → 今のところ大きな問題はなさそうです。予防のためにストレッチや軽い運動を習慣にしましょう。
「はい」が3~5個の方 → 腰に負担がかかりやすい状態です。生活習慣や姿勢の見直しが必要です。早めのケアがおすすめです。
「はい」が6個以上の方 → 慢性腰痛やギックリ腰のリスクが高まっています。すでに腰に不調が出ている場合は、専門的な施術による根本的な改善が必要です。
■ 当院の腰痛施術のこだわり
① 原因の徹底調査
問診 → 姿勢チェック → 関節の動き → 触診
これを丁寧にやると、だいたい原因が見えてきます。

② 骨格×筋膜×神経へのアプローチ
一つだけでは足りないことが多いので、
状態に合わせて組み合わせていきます。
③ 鍼灸で深部までケア
慢性腰痛の方は鍼灸の相性が本当にいいです。
「初めてだったけど気持ち良かった」なんて声も多いですよ。

④ 自宅ケアの提案
結局、腰痛って“日常でどう使うか”が9割。
優しいストレッチや簡単な筋トレを、その人用にカスタムしてお伝えしています。
■ 最後に…
腰痛って、放っておいて良くなるパターンの方が少ないです。
特に昭和区・御器所周りにお住まいの方はデスクワークの方が多いので、
「腰に負担をかけ続けている」ことが多いんですよ。
もし今、
-
朝起きると腰が重い
-
ぎっくり腰を繰り返す
-
湿布だけでは良くならない
-
痛みが不安だ
こんなお悩みがあれば、一度気軽に相談してください。
無理に通わせるようなことはしませんのでご安心を。
◆ なごみ鍼灸接骨院・御器所院
御器所駅から徒歩5分
📞 052-852-2341
「まだ大丈夫…」と思っているうちに慢性化する方、たくさん見てきました。
気になったときが、実は一番のタイミングです。
お気軽にどうぞ。

ブログ監修者: 川口哲平
コメント: 御器所院・吹上院からの健康情報ブログを監修していきます!是非ともご覧ください!
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