こんにちは。
名古屋市東区、砂田橋駅から歩いて6分ほど。
バス通り沿いのスーパーの近くにある、名古屋市東区砂田橋の「なごみ鍼灸接骨院 砂田橋院 交通事故治療」です。
最近、受付でよく聞かれるんですよ。
「先生、腰痛ベルトって毎日つけてても大丈夫なんですか?」って。
腰痛に悩んでいる人、ほんと増えました。
東区のあたりは介護や保育のお仕事の方、あとデスクワークの会社が多いので、毎日の動きで腰に負担がかかる人が多い印象です。
今日は、そんな現場でよく話題に出る“腰痛ベルトのホントの使い方”について、実際の患者さんとのやり取りなんかも交えながらお話しします。
AIっぽい一般論じゃなくて、毎日施術してる私の実感として読んでいただければうれしいです。

腰痛ベルトってそもそも何者?
簡単にいうと「腰を外側から支える道具」なんですが、患者さんと話していると、意外と誤解されてることが多いんです。
先日も、茶屋ヶ坂から歩いてこられる60代の男性が
「きつく締めれば締めるほど治ると思って、1日ずっと巻いてた」
とおっしゃっていました。
実はこれ、逆効果になることもあるんですよ。
腰痛ベルトは“動きの制御”と“腰椎の安定”が目的で、筋肉の代わりに腰を守ってくれる存在。
なので 使いどころが合っていればめちゃくちゃ助かるんですが、間違えると筋力が落ちたり、痛みが長引いたりしてしまうんです。
現場で強く感じる、腰痛ベルトのメリット
1)腰椎の安定
これは体感として分かりやすいです。
ぎっくり腰で来院された方に軽く巻くだけで
「うわ、立てる…!」
と驚かれます。
急なねじりや前かがみを抑えるので、「動くたびにグキッとくる痛み」が半分くらいになる人も多いですね。
2)姿勢が整いやすい
猫背姿勢になりやすい人は、ベルトを巻くだけで骨盤が少し立ちやすくなるんです。
本人は気づいてなくても、鏡を見ると「確かに背中が伸びてる!」と言われます。
実際、砂田橋のデスクワークの方(30代女性)は
「ベルトしてるとスマホ首になりにくいし、肩こりまで軽い」
と言っていました。
3)筋肉の負担が減る
中腰が多い介護職の方や、小さな子を抱っこしているママさんたちは、これが一番メリットが大きいです。
腰の筋肉がいつも“張り詰めている状態”になりやすいので、ベルトがうまく負荷を分散してくれます。
4)ぎっくり腰の再発予防
ぎっくり腰って、一度やると怖いんです。
その“恐怖心”が変な動きにつながって、また痛めてしまうことが結構あるんですよ。
ベルトをしていると安心感があるので、余計な力みが減り、再発予防になるケースはかなり多いです。
これ、現場の実感としてかなり強いですね。
でも…やっぱりデメリットもあります
長時間つけっぱなしで筋力低下
これはほんとに多いです。
「1日中つけてる方」が半年後に来ると、腰回りの筋肉が弱って余計に痛みが増しているパターンが何件もあります。
サイズが合ってない
実際よくある会話が…
私「これ、ちょっと上すぎますね。もう3〜4cm下です」
患者さん「え、こんな位置なんですか!?」
というやり取り。
合わない位置に巻くと、サポート力がほとんど働きません。
きつく締めすぎて悪化
“これでもか!”ってくらい締める方がいますが、逆に血流が悪くなって痛くなることも。
腰痛ベルト、選ぶならどうする?
ざっくり言うと…
● 急性期(ぎっくり腰)は強め固定タイプ
● 慢性腰痛なら通気性が良い伸縮タイプ
● ヘルニアや狭窄症は専門家の指示のもと固定力高めのもの
この判断は、施術中の検査でもよく行います。
うちでは「PELVIS(ペルビス)」という骨盤サポート系の物を患者さんに紹介することがあります。
実際に巻いてもらうと
「軽い!」「寝てても違和感がない」
と好評で、通気性が良いので夏場でも使いやすいです。
正しい使い方(ここ重要です)
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必要な時だけ
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きつすぎず、緩すぎず
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股関節の動きを邪魔しない位置で
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長時間の“つけっぱなし”はNG
施術中にもよく説明しているのですが、腰痛ベルトの目的は
「治すため」ではなく「今の痛みを軽くして生活を守るため」
なんですね。
そこを勘違いすると、治るものも治らなくなります。
よくある質問(院で実際に聞かれる内容)
Q. 毎日つけてても大丈夫?
A. 必要なときだけ。毎日つけっぱなしは筋力が落ちます。
Q. 寝るときにつけてもいい?
A. 基本はおすすめしません。リラックスできる姿勢のほうが大事だからです。
Q. スポーツのときは?
A. 種目によります。ゴルフや重いウエイトはOK。ウォーキング程度なら不要。
Q. つけても痛いまま…
A. それ、巻く位置が違うか、そもそもベルトが合ってません。一度相談してください。
「なごみ鍼灸接骨院砂田橋院 交通事故治療」での腰痛施術は?
「痛みを取る」だけじゃなく、
“なぜ腰が痛くなったのか”を一人ひとり検査して
根本原因に合わせて施術していきます。
施術の流れはこんな感じです:
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姿勢チェック(骨盤の傾き・腰椎のカーブなど)
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動作検査(前屈・後屈・左右の体重のかけ方)
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筋肉や関節の状態を触診
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鍼灸・筋肉調整・骨格矯正などを組み合わせて施術
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日常生活のアドバイス(寝方・歩き方・マットレス・腰痛ベルト)
患者さんから
「ここ、説明が分かりやすいから助かる」
と言われることが多いのですが、実際に家でのケアが変わると、改善スピードが全然違います。
腰痛ベルトの使い方も、あなたの腰の状態に合わせて具体的にお伝えしています。
最後に
腰痛ベルトって、使う場面さえ間違えなければ本当に頼りになる道具です。
ただ、あくまで“補助”。
長期間のつけっぱなしや、サイズの合わないベルトは、逆に腰を悪くしてしまうこともあります。
もし腰痛で困っているなら、
「自分に合ったベルトをどう使うか」
一度プロに相談してみてください。
当院でも気軽にご相談いただけますので、LINEからでもお電話でもどうぞ。
腰痛で悩む毎日が、少しでも楽になりますように。