五十肩の症状と回復までの期間について｜昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院

五十肩の症状と回復までの期間について｜昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院

2025/07/10

名古屋市昭和区吹上駅、御器所駅近くにあります

なごみ整骨院グループのなごみ鍼灸接骨院・吹上院です。 

五十肩（ごじゅうかた）は、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節の痛みと可動域の制限を主症状とする疾患です。

特に40代後半〜60代に多く見られ、「肩が上がらない」「後ろに手が回らない」「夜間に肩がズキズキ痛む」など、日常生活に深刻な影響を与えます。

五十肩は自然に治ることもありますが、放置すれば長期化し、肩の機能が著しく低下してしまうリスクもあるため、早期の対処と適切なケアが非常に重要です。

本記事では、五十肩の症状の進行と回復の流れについて詳しく解説し、SEO対策にも配慮して構成しています。

 

 

 

 

2. 症状の進行ステージ（3つの時期）

五十肩は大きく3つの時期に分けて症状が進行していきます。

2-1. 炎症期（急性期）

• 期間目安：発症から1〜3ヶ月

• 特徴：安静時でもズキズキと痛み、特に夜間痛が強い

• 痛みが強いため、無理に動かすと悪化する可能性あり

2-2. 拘縮期（慢性期）

• 期間目安：3ヶ月〜9ヶ月

• 特徴：痛みは徐々に軽減するが、肩の可動域が制限される

• 腕が挙がらない、背中に手が回らないなど、日常生活が困難に

2-3. 回復期

• 期間目安：6ヶ月〜24ヶ月

• 特徴：痛みはほぼ消失、徐々に肩の動きが回復してくる

• 可動域は時間とともに元に戻るが、完全な回復にはリハビリが必要

 

 

 

3. 回復までにかかる期間とその目安

五十肩の自然経過は個人差が大きく、以下はあくまでも目安です。

ステージ	期間の目安	症状
炎症期	1〜3ヶ月	激しい痛み、特に夜間痛が強い
拘縮期	3〜9ヶ月	可動域制限が進行、痛みは緩和
回復期	6〜24ヶ月	可動域が回復し、日常生活が可能に

早期の治療を開始すれば、約半年〜1年で回復するケースもあります。

 

 

 

4. 各時期における対処法とケア方法

4-1. 炎症期のケア

• 無理な運動は控える

• 痛みが強いときはアイシング（冷却）

• 就寝時は患部を下にしないよう注意

• 鎮痛薬や湿布などの対症療法

4-2. 拘縮期のケア

• 温熱療法（温タオル・お風呂）で血流促進

• 肩甲骨周りの軽いストレッチを開始

• 専門家の指導による運動療法がおすすめ

4-3. 回復期のケア

• 可動域を広げるストレッチやエクササイズ

• 負担をかけすぎず、少しずつ動かす習慣

• 日常生活での肩の使い方に気をつける

 

 

5. 放置した場合のリスクと後遺症

五十肩は、「そのうち治るだろう」と思われがちですが、適切なケアや治療を行わずに放置してしまうと、関節機能の著しい低下や生活への影響が長期に及ぶリスクがあります。ここでは、放置によって起こり得る主な問題点を4つの観点からご紹介します。

5-1. 肩関節の拘縮が進行し、可動域が戻らない

五十肩を放置すると、関節包が硬くなってしまい、「拘縮（こうしゅく）」と呼ばれる状態が進行します。

これは、肩関節を包む膜や周囲の軟部組織が癒着し、肩を動かす能力そのものが物理的に制限される状態です。

▼ 拘縮の進行で起きること：

• 腕が肩より上に上がらなくなる

• 髪を結ぶ、洗顔、洗髪などができない

• 服の着替えに時間がかかる・できない

• 自転車や車の運転で後方確認ができない

この状態が続くと、関節可動域が「元に戻らない」ケースもあり、長期間にわたるリハビリや施術が必要になります。

放置期間が長いほど改善が難しくなるのが特徴です。

5-2. 筋肉の萎縮（使わないことで弱くなる）

肩を動かさないことで、肩まわりの筋肉（特に三角筋や回旋筋腱板など）が使われず、筋力低下や萎縮（いしゅく）が起こります。

▼ 筋肉の萎縮により起きる影響：

• 腕を支える力が弱くなり、動かすだけで疲れる

• バランスが崩れ、肩こりや腰痛を併発

• 動かそうとしても「力が入らない」状態になる

• 姿勢が崩れ、猫背や巻き肩が悪化

このように、筋肉の萎縮は「肩の動き」だけでなく、「全身の姿勢」や「他部位の痛み」へも波及します。

放置すると、肩だけでなく身体全体に悪影響が及ぶ可能性があるのです。

5-3. 痛みが慢性化し、生活の質（QOL）が低下

急性期の痛みは時間とともに軽減していくことがありますが、放置していると痛みが慢性化してしまうことがあります。

▼ 慢性痛になると…

• 疼くような痛みが続き、集中力や睡眠に悪影響

• ストレスが増し、イライラや気分の落ち込みが増加

• 痛みのせいで運動不足になり、体力が低下

• 日常動作が不自由で、外出や趣味も楽しめない

慢性的な肩の痛みは、メンタル面や社会生活にも深刻な影響を及ぼします。

五十肩を軽視せず、早い段階で適切な処置を受けることが、生活の質（QOL）を保つ鍵です。

5-4. 反対側の肩や背中にも悪影響が及ぶ

片方の肩が動かせない状態が続くと、無意識のうちに反対側の肩や背中に過度な負担をかけるようになります。

これにより、次のような症状が現れることがあります。

▼ 二次的な症状の例：

• 健側（反対側）の肩に筋疲労・炎症が生じる

• 背中や首にかけての筋緊張・こりが悪化

• 腕のしびれや神経症状（胸郭出口症候群など）

• 腰や骨盤のバランスが崩れ、腰痛や膝痛へ波及

五十肩をそのままにしておくと、結果的に「全身の不調」の原因となる場合が多く、慢性疼痛症候群の入口になってしまう可能性もあります。

5-5. 早期の対応が回復への近道

五十肩は、確かに時間とともに自然に治るケースもありますが、それはあくまで軽症で早期対応ができた場合に限られます。以下のような兆候があれば、すぐに専門機関に相談することをおすすめします：

• 夜間に肩がズキズキして眠れない

• 髪を結ぶ、服を着るなどの日常動作ができない

• 肩を動かすと鋭い痛みが走る

• 数週間経っても改善の兆しが見られない

【まとめ】放置はNG！「痛みと動作制限」に早期対応を

五十肩は、放置すればするほど、回復に時間がかかり、重症化のリスクが高まります。以下のような後遺症を残す前に、早めの対応が重要です。

• 肩の拘縮による可動域制限

• 筋萎縮やバランスの崩れ

• 慢性的な痛みと精神的ストレス

• 健側や他部位への二次的な障害

名古屋市昭和区の「なごみ鍼灸接骨院 吹上院」では、五十肩の早期発見・施術・リハビリ指導までを一貫してサポートしています。

少しでも違和感を覚えたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

6. なごみ鍼灸接骨院 吹上院での施術事例

当院では、五十肩（四十肩）の患者様に対して以下のような施術を行っています。

初回カウンセリングと検査

• 姿勢分析、関節の可動域チェック、筋肉の硬さの確認

手技療法・整体

• 肩関節だけでなく、首・背中・骨盤などの歪みも調整

鍼灸治療

• 炎症や筋緊張を和らげ、血流促進による自然治癒力の向上

高周波・超音波治療

• 深部の筋肉・靱帯にアプローチし、痛みの軽減と修復促進

自宅でのセルフケア指導

• タオル体操や壁押し運動など、安全で効果的な方法を指導

 

7. まとめ｜五十肩は正しい対応で回復する

五十肩は、適切な対処を行えば確実に回復が見込める症状です。

痛みの強い時期には無理をせず、炎症が治まったタイミングで適切なリハビリを行うことが、早期回復のカギとなります。

名古屋市昭和区にお住まいの方、肩の痛みや可動域の制限にお悩みの方は、「なごみ鍼灸接骨院 吹上院」までお気軽にご相談ください。

あなたの症状に合った最適な施術をご提案いたします。

五十肩（四十肩）でお悩みの方は、是非一度名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院までご相談ください！

 

 

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