突き指放置の危険性!
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2019/03/06
こんにちは、なごみ整骨院グループです!
今回は球技や激しいスポーツなどで多発する怪我である、突き指について書きます。
突き指とは
突き指の主な原因は、指先に直接力が加わって関節や靭帯、腱、骨などに障害が起こることです。
なので、バスケットボールやバレーボールなどでボールを取り損ねたり転倒した際に手を突き損ねたり、指を強くついたといったことで起こります。
また、運動前のストレッチ不足で起こり得ることもあります。
突き指が重症だった場合
手指は親指を除く、指の先端の第一関節からそれぞれ末節骨、中節骨、基節骨と呼ばれる3つの骨で構成されています。指を伸ばすための伸筋腱が腕から手首を通ってそれぞれの指の末節骨につながっており、スポーツや転倒などによって、瞬時に縦方向の強い外力が指先に加わることで伸筋腱が切れたり、伸筋腱が付着している末節骨の一部が腱に引っ張られて剥がれたりすることもあります。(剥離骨折)また、非常に強い外力が加わった場合には、亜脱臼や中節骨の骨折を生じることもあります。
応急処置と早期完治に向けて
応急処置としてはRICE処置を行いましょう。
RICE処置とは、
R:rest安静、
I:iceアイシング冷やすこと、
C:compression固定・圧迫、
E:elevation挙上
この4つのそれぞれ頭文字からくる処置のことです。
突き指をしてしまったらスポーツを中止して、動かさないように安静にし、氷水で冷やしましょう。
この応急処置を適切に行えるかどうかで治るスピードにも影響します。
2、3日経過して炎症や腫れがひいてきたら回復期に向かうので、お風呂で患部を温めるようにしましょう。
また、突き指をしたときは指を引っぱったり無理に曲げることはしてはいけません。さらに損傷して治りが遅くなってしまいます。
なごみでの治療
まず突き指による損傷具合、腫れや炎症を診て、その状態に応じてアイシングやテーピングなど応急処置を行います。
回復期では患部やその周辺の筋肉に対して超音波や微弱電気などの特殊な電気を使い、筋肉を緩めて血液循環をよくする治療をします。
また、骨盤矯正で体のバランスを整えて怪我をしにくい体づくりもします。
軽い症状でも処置が悪いと、いつまで経っても治らなかったり後遺症に繋がることもあるので、一度ご来院ください。
所属院 なごみ鍼灸接骨院吹上院 院長
氏名 比嘉健太
所持資格 柔道整復師 鍼灸師 あん摩マッサージ指圧師
更新日 2019年3月6日