筋肉痛のメカニズム!
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2017/07/26
こんにちわ!なごみグループの松下です!
高校野球に水泳と、夏は激しい運動の季節ですね?
休日に張り切って試合や合宿に挑み、次の日筋肉痛が身体がボロボロガタガタ…
…なんて経験は誰にでもあると思います。
そこで今日はスポーツにちなんで『筋肉痛』のお話しをしたいと思います。
『筋肉痛』は『筋繊維を治すときの痛み』!!
激しい運動や何時間もの同じ動き、普段使ってない筋肉を動かすetc…
これらが原因となって筋肉を構成する筋繊維が損傷し、その治る過程で痛みが発生します。
これが『筋肉痛』です!
傷ついた筋繊維を治すため体内の白血球が集まりいわゆる『炎症』が起きます。
『炎症』の結果体内の発痛物質であるブラジキニンやヒスタミンが生成されて痛みを感じるのです。
つまり筋肉痛は身体が元に戻ろうとするときに伴う痛みというわけです。
余談ですが、この時適切な休息をとると筋肉は前よりも増え、以前のものよりも強度が増していきます。
これを『超回復』と呼び、筋トレの根拠となっています。
どうして翌日に痛くなるの?
実は筋繊維そのものには痛みを伝える神経は通ってません。
運動中に筋肉がダメージを受けても痛みを感じないのはこのためです。
筋繊維が傷ついて炎症が筋膜まで到達して初めてそこで痛みを感じるのです。
また、発痛物質を運ぶ毛細血管は日頃あまり使っていない筋肉には十分に巡らされてません。
よって痛みが出てくるのに時間がかかるのです。
筋肉痛を早く治すには?
筋肉痛は放っといても自然に治りますが、出来れば早く痛みが引いてほしいですよね?
筋肉痛は筋繊維の損傷で起こることは説明いたしました。
つまり!筋肉痛を防ぐには筋繊維の断裂を防げばいいのです!!
例えば、
①運動前後のストレッチ
筋肉の柔軟性を高めて血行を良くすることで回復が早くなります。
②運動直後は患部を冷やす
筋肉を使い過ぎて熱を持ってしまったときは患部を冷やしましょう
ただし、やり過ぎると回復が遅れてしまうので10分から15分ほどで様子を見ましょう。
③熱が引いたら温める
筋肉の熱が引いたら今度はゆっくり患部を温めて、血行を良くしてあげましょう。
マッサージやお風呂が効果的です。
いかがでしたか?
このように正しい予防とケアを行っていけば筋肉痛は怖くありません!
しっかりと準備をして楽しいスポーツをしましょう!