スポーツと疲労骨折
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2017/10/04
こんにちは!なごみグループの松下です。
早いもので今年ももう10月ですね?
だいぶ気温も下がり、スポーツの秋に専念している方も多いのではないでしょうか?
そんな時心配なのはスポーツ中の事故や骨折です。
今回はスポーツの秋にちなんでスポーツ中に骨折しやすい箇所を上げることで予防を皆さんに促したいと思います。
スポーツ中の骨折は疲労骨折!
スポーツをしていて強い衝撃を受けた後、いきなり骨が折れた!
…ということは骨折を経験された方は身に覚えがあると思います。
しかし、この場合「いきなり折れる」というのは間違いです。
スポーツ選手に多い骨折として『疲労骨折』があります。
骨の同じ部位に繰り返し加わる小さな外力が積み重なった結果、
骨折に至った状態をいいます。
スポーツではジャンプやダッシュをすることが多いので必然的に腰から下の骨は負荷がかかりやすく骨折しやすいと言えるのです。
骨折しやすい骨
スポーツによる疲労骨折の発生部位で一番多いのが脛骨です。
脛骨は膝下から足首までの内側にある大きな管状の骨で、「弁慶の泣き所」としても有名です。
筋肉が薄いので衝撃を受けやすく、全疲労骨折の50%を占めると言われています。
下肢以外の骨折ではゴルフや野球では肋骨、剣道では鎖骨に負荷がかかりやすいです。
疲労骨折の予防
疲労骨折は同じ箇所に負担が何度もかかることで特定の骨が折れてしまう疾患です。
ですので、スポーツ選手は自分がしているスポーツで一番よく使うところを熟知して普段からのケアを欠かさないようにしましょう。
また、カルシウムやマグネシウムは骨を丈夫にする効果があるので普段の食事にこれらの栄養素を取り入れて、
毎日バランスのいい食事を心掛けてください。
それでは皆さん、楽しい秋をお過ごしください^^