成長期の膝の痛み
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2017/11/04
こんにちは、なごみグループの吉田です。
今回は膝の疾患の1つであるオスグッド・シュラッター病について紹介します。
難しい名前ですが、多くのスポーツ少年に起こりうる疾患です。
オスグッド・シュラッター病とは
膝のお皿の下にある脛骨粗面という骨が突出して痛みと腫脹が現れる病気で、成長期のスポーツ少年(10~15歳)に多く発症します。スポーツの種目としては、ジャンプ、キック、ダッシュの動作の多い、サッカー、バスケットボール、ハンドボール、陸上競技などによくみられます。
発症のメカニズムは、大腿四頭筋の牽引力が骨端線の閉じていない脛骨粗面に繰り返しかかること、骨の成長に筋肉や腱の成長が追いつかないため脛骨粗面にかかる力が大きくなることなどにより、骨端軟骨が損傷して脛骨粗面が隆起してくるものと考えられています。
休んでいると痛みが無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
なごみでの治療
普段の身体や足の使い方、大腿四頭筋などオスグッドの痛みに関係する筋肉の硬さ、圧痛・疼痛部位、左右差など症状の原因になっているところをしっかり診させて頂きます。
そして痛みと、その原因の両方にアプローチして症状やお悩みの根本治療をできるように患者様一人一人に合った、より良い治療法を提案させて頂きます。
お悩みの方はご相談下さい。