雨の日に痛くなる腰痛
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2018/07/07
こんにちは。なごみ鍼灸接骨院の大屋です。
最近は、雨が多いせいか腰の不調を訴える患者様が多いです。
そこで本日は、雨の日に悪化してしまう腰痛についてお話しさせていただきます。
雨の日に痛みがでるのはなぜ?
雨の日に腰や関節などに痛みが生じたりしたりすることを「気象病」と言ったりします。
主に、自律神経が乱れてしまい腰痛だけではなく、頭痛・イライラ・めまい・耳鳴りなどの症状も気象病のなかに含まれるそうです。
この気象病の原因は気圧が下がることで起きてしまうそうです。
気圧が下がることにより交感神経が刺激され血流が悪くなり腰痛や関節痛の原因となります。
私たちの体は交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで正常に保たれていますが、交感神経には血管を収縮させたり心拍・血圧を上昇させたりする作用があるため、気圧が下がり交感神経が刺激されると、体のバランスが崩れ不調につながります。
また、交感神経は精神状態にもされやすく、イライラしたり、ストレスを感じたりしていても普段より刺激されやすので、疲れていたりする時は注意が必要です。
対処法は?
雨が降ると腰や関節が痛くなる事を繰り返すのは苦痛になってしまいます。
しかし、雨を降らないようにすることはできないので、少しでも症状が緩和できるように対処法があります。
まずは、軽い運動です。
軽い運動をすることで身体が温まるだけではなく、代謝も良くなることで身体全体が活性化されます。
緊張していたり冷えたりして凝り固まった腰回りの筋肉も、全身の筋肉を動かすような運動・マッサージを行うことでほぐしていくことができます。
ハードな運動ではなく、ウォーキングやラジオ体操などの簡単なもので良いので、継続して取り組むようにしましょう。
ウォーキングは歩くコースを変えることで気分転換もできますし、季節によって見える景色も異なるので、ストレス解消にも効果的で楽しみながら続けることができると思います。
次に、腰を冷やさないように心がけましょう。
この時期は外の気温と室内の気温の差が大きくなります。
外から汗をかいて戻ってきて、急に涼しい場所に行くと自分が思っているより腰は冷えてしまいます。
腰が冷えると、筋肉が固くなり血流が悪くなって疲労物質が流れづらくなることで痛みを生じさせてしまいますので、一枚上着を持ち歩くなどの対策が必要です。
また、この時期は暑くてシャワーだけで済ましてしまう方も多いかと思いますが、腰を温める意味でもしっかり湯船につかることも効果的です。
しかし、腰痛の中には温めない方が良い場合もあるので注意が必要ですのでわからないことがあればご相談ください。
なごみグループでは様々な腰痛に対して、その人にあったオーダーメイドの治療をご提案しておりますので、腰痛にお困りの方や、周りに腰痛でお困りの方がいらしたらぜひ一度ご相談ください。