眼精疲労のタイプ!!
目次
2018/09/08
こんにちは。なごみ鍼灸接骨院の大屋です。
8月もあっという間に過ぎて気づけばもう9月になりました。
秋と言えば、「読書の秋」などと言いますね。
そこで、今月も「眼精疲労」についてお話させていただきます。
眼精疲労のタイプ
眼精疲労とは、眼を使う事を続けることにより、眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。
そんな眼精疲労も大きく分けて4つのタイプに分かれます。
①調節機能の低下
目の筋肉疲労が原因で、焦点をあわせるのに必要な調節機能が低下するために起こる疲労です。
見え方がぼやけたり、かすんだりします。
②筋肉の働きの異常
眼球を動かす筋肉に疲労がたまり、眼球を正しい位置に動かすことができなくなることによって起こる疲労です。
知覚の物が見えづらくなったり、ダブって見えたりします。
③視神経の疲労
目を酷使して、眼の筋肉だけではなく、視神経の働きが悪くなって起こる疲労です。
パソコンやスマートフォンなどを長時間使用することにより、引き起こされます。
④ほかの病気の影響
結膜炎・白内障・緑内障・ものもらい等の目の病気があることにより、眼への負担が増えて起こる疲労です。原因となる病気を治療することで解消されていきます。
その他にも、精神的なストレスが眼精疲労を引き起こす場合もあります。ストレスにより、交感神経が興奮すると神経のバランスが崩れ、筋肉の緊張や血行障害を起こし、眼精疲労の症状が現われます。
しかも眼精疲労による見えにくさがさらにストレスとなり、悪循環になってしまいます。
こうしたトラブルを解消するには、眼の疲れをこまめにとることが大切になり、作業環境をよくしたり、疲れたら一休みして、眼を休ませるように心がけましょう。
予防法は?
眼精疲労の予防は他の先生が、たくさん紹介して頂いているので、今回は、眼精疲労に効く食べ物を紹介していきます。
まずは、ビタミンAです。
ビタミンAは目の粘膜を保護する役目があります。
レバー・ウナギ・卵黄・緑黄色野菜などに多く含まれているそうです。
続いて、ビタミンB群です。
ビタミンB群は目から脳への伝達機能を正常に保つ働きや、充血を防いでくれる役割もあります。
豚肉・ごま・納豆などに多く含まれているそうです。
最後はビタミンCです。
ビタミンCは目の血管を強くする働きがあります。
キウイ・イチゴ・サツマイモ・キャベツ・レタスなどに多く含まれています。
この様に普段口にしている物が、実は目にとって重要になりますので、バランスよい食事を意識して、健康になっていきましょう。