眼精疲労と疲れ目について
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2018/09/11
こんにちは、なごみ鍼灸接骨院の奥村です。今回は眼精疲労と疲れ目についてお話しさせていただきます。
生活においてパソコン、スマートフォン、携帯型ゲーム機などは当たり前のように使われています。これらのアイテムを使いすぎて目を酷使すると「疲れ目」やひどい場合は「眼精疲労」という症状になっていきます。目の酷使は頭痛や肩こり、食欲不振など「目」以外の体の不調にも関わってきます。
疲れ目と眼精疲労の違い
目が疲れるメカニズムについて説明させていただきます。目は、何かを見る際にカメラのレンズのような働きをします「水晶体」を調節することで、対象物にピントを合わせています。水晶体を調節するのが「毛様体」と呼ばれる組織で、この毛様体の筋肉が水晶体を引っ張ったり緩めたりしています。長時間のパソコン作業で近くの物をじっと見るような場合、毛様体の筋肉はずっと緊張していることになり結果として筋肉疲労を起こして「疲れ目」なります。目が疲れていても、一晩寝て翌朝起きた際に気分爽快で快適であればいいですが慢性的にひどい症状の場合は「眼精疲労」となります。
目が体に及ぼす影響
ストレスと目の酷使で頭痛や肩こりなどの症状につながります。体の不調には、交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが深く関わっています。日常的にストレスにさらされていると、常に交感神経が過敏に働いてしまい、自律神経のバランスが崩れてしまいます。そのような状態で、ある1点だけを凝視するようなパソコン作業を連続して行い毛様体の筋肉をずっと緊張させると交感神経の働きはさらに強くなり結果として頭痛や肩凝り疲労感、不眠、体の怠さ、食欲不振などの症状が出てきます。
自分でできる対処方法
・パソコンの作業を断続的に行うようしていきましょう。パソコン作業はできるだけ断続的に行い、長時間使用する場合は、1時間作業をしたら10分位は目を休ませて下さい。
・スマートフォンを使いすぎない。
スマートフォンはLEDの光も突出して強いという特徴がLEDディスプレーなどに含まれるブルーライトは睡眠に悪影響を及ぼす為、日没後はスマートフォンの使用を控えた方がいいです。
・適度な運動を取り入れる。目周辺の筋肉は首や肩、腕の筋肉とつながっているため、肩関節周辺の筋肉を刺激することは目にいいで首、肩のストレッチをしましょう。
なごみでの治療
鍼灸・マッサージだけの治療ではなく背骨・骨盤の捻れ歪みを改善する矯正、筋肉の調整をする超音波、微弱電気を行います、眼精疲労からくる慢性的な頭痛や凝りが再発しにくい身体作りの治療をしています。