肩こりの原因となる筋肉と姿勢の関連性
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2021/06/24
名古屋市守山区小幡なあります、なごみ針灸整骨院の松岡です。
本日は肩こりと関連する筋肉のお話です。
医学的な用語としては「肩こり」と言う言葉は存在しません。日本人の多くは欧米人と比べ肩こりを感じやすいと言われています。その理由として、遺伝的骨格や筋肉の質の違いが関係していると言われています。
肩こりは、下記のような習慣や仕事や性格によって起こりえます。
* 習慣:肩、腕をずっと同じ位置にしている(ほおづえ・荷物を持つ手が同じ・長時間同姿勢の作業)
* 仕事:一定の動作を繰り返す作業(パソコンのタイピングなど)
* 性格:几帳面でストレスを感じやすい方
「コリ」は、筋肉・筋膜が縮みっぱなしの状態なので、本来の長さに戻せば感じなくなります。肩や首の周りはたくさんの筋肉によって構成されているので、どの筋肉が縮み過ぎているのかをつきとめて治療しなければ改善しません。
肩こりの原因となる筋肉は、首よりも肩甲骨につながって存在しています。
長時間じっとして前傾姿勢を続けることが多くなった現代人の場合、肩甲骨が外側に広がったままで動かないため、肩甲骨周辺の筋肉の血行が悪くなって硬くなりやすいのです。そのため余計に肩甲骨の動きも悪くなり、ガチガチにこりかたまっていくという悪循環に陥ります。
特に、肩甲骨を上に引き上げる役割をする「肩甲挙筋」と、左右の肩甲骨を引き寄せる「菱形筋」などが、肩こりと深く関連します。肩甲骨を動かすストレッチによってこれらの筋肉をほぐし、肩甲骨の動きを良くすることが、肩こり解消につながります。
名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院では肩こりの患者さまに対して、肩甲骨の動きを改善する施術を提供致します。
多くの肩こりでお悩みの患者さまはストレートネックや巻き肩を併せ持っているため、肩や首周りの筋肉をマッサージするだけでなく、肩甲骨や鎖骨また、骨盤など骨組みのアライメントを調整する「筋骨バランス矯正法」を行います。
最近ご来院された患者さまの例
①中学生
日常的に不良姿勢が多く、重たい鞄を背負って通学され猫背・巻き肩が強くなり、肩がこって勉強にも集中できないためご来院
→関連する筋肉を緩め、「筋骨バランス矯正法」で骨盤、背骨、肩甲骨と関わる筋肉を調整
→肩こりが軽くなり、テスト勉強が長く続けられるようになった
②社会人(デスクワークが一日中)
終日パソコンと向かい、左右の肩甲骨の高低差があり、巻き肩・ストレートネックで更に左腕の上がりが悪くなり肩関節に痛みが発生し衣服着脱ができないとご来院
→肩甲骨周りの筋肉の強張りが強く肩甲骨の可動性の低下著名な為、動きが取りやすくなるよう「筋骨バランス矯正法」で動きを調整
→左腕が上がりやすくなり着替えがスムーズに出来るようになった
たかが肩こり、されど肩こり
肩こりが強くなると多くの症状を併発しかねません。不調が出る前に名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院へご相談下さい。