頭痛と吐き気の関連について
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2021/07/08
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院の比嘉です。
こんにちは!
本日は、頭痛と吐き気の関連性についてご紹介します。
頭痛持ちの方でたまに吐き気まであるという方もいらっしゃると思います。
脳が悪いのか、何か重大な疾患の前兆なのか、気になるところです。
肩こり頭痛と関連のある吐き気についてできるだけわかりやすく書いていこうと思います。
吐き気の原因は
「片頭痛」という言葉は一度は聞いたことがあると思います。片頭痛が吐き気を及ぼす代表的な疾患です。
こめかみから目の周りにかけてドクンドクンと心臓の拍動様に痛むのが特徴で、血管性の頭痛とも言います。
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院でも、個人差はありますが、周期的に出現して吐き気や嘔吐を伴う方もいらっしゃいます。
また、光や音、気圧、温度変化に敏感になり、日常生活に支障をきたす方が多いです。
原因は、脳神経のひとつである三叉神経の炎症が有力な説ですがはっきりと解明されているわけではありません。
20~40代の女性に多く、ホルモンバランスの影響も示唆されています。
三叉神経は顔を中心に感覚を司っており、その中枢は自律神経や欲求を支配する視床下部というところです。
簡単に言うと、脳の血管の拡張や収縮が原因で視床下部や三叉神経に炎症が起こり、血圧変化が起こること(ストレス、睡眠障害、飲酒、喫煙、気圧変化、疲労、生理、環境変化、光やい音、においの刺激)が発症の悪化を招きます。
食材では、血管拡張作用のあるポリフェノールを含む、オリーブオイルやチーズ、ワイン、ハムなどの取り過ぎも良くないとされています。(イタリアン食材のイメージですね)
逆に血管収縮作用のあるカフェインの摂取は適量ならば軽減する効果が見込まれています。
検査や治療方法
まず伝えておきたいことは、片頭痛で死ぬことはありません。
しかし頭痛と吐き気が伴う時点で一番疑わなければならないのは、脳腫瘍などの命に係わる疾患です。
病院でMRIやCTを撮ってもらい、医師の診断を仰ぐのも重要なことです。
病院で処方されるお薬(トリプタン:片頭痛発作抑制)を服用しながら、痛みが強い場合は非ステロイド系消炎鎮痛薬が用いられることもあります。
高血圧や糖尿病、心疾患、肝臓病、脳血管疾患などがある場合は、症状を悪化させる恐れがありますが、一般的な片頭痛であれば、名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院でも施術を受けることができます。
血管の収縮を目的とした施術がメインになりますので、マッサージや電気治療は逆効果になってしまいます。
冷却や自律神経へのアプローチをメインとしたストレス疲労の緩和、食生活指導も実施しております。
特に長期にわたって薬を服用している方(3日に1回以上)は薬物乱用頭痛に陥っている場合もあるので、注意が必要です。
病院へ通っているが良くならないという方は病院と併用して施術を受けることもできますので、名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院へ是非ご相談ください。