むち打ちと交通事故の関連性はなにか?
目次
2021/07/26
名古屋市東区砂田橋のなごみ鍼灸接骨院砂田橋院
斯波です。こんにちは!
今回は、むち打ちについて
お伝えします。
交通事故による怪我の特徴として
症状が長引く、後から出る傾向があります。
交通事故による怪我は、予想外に起きた怪我のため
普段傷めないような部分を
傷めてしまうことが多くあります。
そのため症状が長引く傾向があり
個人差はありますが治るまで
3~6か月かかることもあります。
また、交通事故のケガで多くみられる
むち打ち症は、事故後少し経ってから
症状が出ることもよくあります。
受傷した直後から適切な治療を開始しないと
後々痛みを悪化させたり
長引かせたりする原因となります。
さらに、頭部外傷や骨折といった
目に見える怪我以外にも
首や腰の痛み・動かしにくさ・筋肉の張り・頭痛
手足の痺れ・だるさ・めまい・耳鳴り・吐き気
脱力感・消化器系の機能低下・食欲不振など
症状が全身に及ぶことがあります。
交通事故の原因で一番多いのは昔から
追突・衝突事故であり、警察庁による
交通事故の損傷部位別統計をみてみると
軽傷者の約60%はむち打ち損傷に該当する
頚部受傷者であると報告されています。
むち打ち症(頚椎捻挫・外傷性頚部症候群)
むち打ち症は正式な病名ではありませんが
車にヘッドレストが装備されていなかった時代に
追突や衝突事故に遭うと
首が鞭を打ったようにしなることに由来しています。
むち打ち症は
「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」のことであり
事故直後は痛みや不調を感じないことが
多いという特徴があります。
頚椎捻挫とは首の捻挫のことで
首から肩の痛みが出る、首が前後左右に動かない
頭痛がする、などの症状が現れます。
また、頚椎捻挫の症状に加えて
頭痛・肩こり・めまい・腕や手指のしびれ
睡眠障害・うつ状態など全身症状がみられる場合には
「外傷性頚部症候群」と呼びます。
いずれの疾患とも、交通事故の衝撃により
首の筋や腱が損傷することが直接の原因なので
レントゲン検査では骨折や脱臼などはみられません。
発生直後は湿布や鎮痛薬を使用しながら
2~4週間ほど首の安静をとります。
症状が落ち着いてきたら、温熱療法やストレッチなど
リハビリ治療を始めていきます。
むち打ち症は必要以上に安静にし過ぎないことが
早期治癒の近道となります。
名古屋市東区砂田橋のなごみ鍼灸接骨院砂田橋院では
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