ぎっくり腰とは!?原因は?症状は?
目次
2021/08/19
名古屋市昭和区御器所にあるなごみ鍼灸接骨院御器所院 岩崎です。
ぎっくり腰について詳しく書いていきます!
今回紹介するのは腰痛症でぎっくり腰の中でも割合の高い筋・筋膜性腰痛について紹介していきます。
筋・筋膜性腰痛の特徴
筋・筋膜性腰痛は腰回りの筋肉の疲労、コリにより筋肉の周りについている筋膜が障害され痛みが生じる腰痛です。
筋・筋膜性腰痛の痛みは、激しい痛みではなく「重だるい痛み」「動作時に引っ張られるような痛み」「安静時に痛みがあまり生じない」などの特徴があります。しかし、これを放置していくとぎっくり腰へと悪くなります。
「長時間の同じ姿勢での作業」や「運動をした後のストレッチ不足」「股関節の柔軟性の不足」これらに該当する方は筋・筋膜性腰痛になりやすいです。
そもそも筋膜の働きとは?
皆さんは筋膜と聞いてもイマイチぱっとしないと思います。
そこで、筋膜が果たしている大きな役割についてご紹介します。
ひとつは身体を支える働きです。
人間の体を構成している「骨・筋肉・内臓」をあるべき位置にとどめておく作用があります。
逆に言えば筋膜がないと、あるべき位置とどめれずに身体のバランスが取れなくなってしまいます。
次に筋肉を円滑に動かす作用です。
筋膜を動かす際にエネルギーを必要なく、1つの筋肉で生じた動きを周りにつなげていくことで、より効率的に筋肉を動かすことができます。なので、1つの筋肉の筋膜が障害されると周りの筋肉の動きにも影響を及ぼしてしまいます。
そのため、筋・筋膜性腰痛は広範囲で痛みが生じる時もあります。
もう1つは老廃物の排泄です。
筋膜を構成している物資は主にコラーゲンなどの線維と基質(水)です。こ
の基質の中に血管、リンパ管が通っており、筋膜に溜まった老廃物を排泄しています。筋膜に障害があると老廃物が排泄されにくくなるのでそれがコリの原因になる時もあります。
筋・筋膜性腰痛からギックリ腰へ??
先述にもありますが筋・筋膜性腰痛は腰回りの筋肉に疲労が溜まり、コリ固まってしまう事で筋膜に障害をきたし、痛みが生じます。
つまり、筋・筋膜性腰痛が発症している方は腰回りの筋肉が凝り固まっているという事です。
ギックリ腰(急性腰痛)は腰回りの筋肉が凝り固まっている時に重い荷物を持ち上げたり、腰を捻ったりすると発症しやすいです。
もちろんこれらの事だけがギックリ腰の原因ではありませんが誘発因子として十分にあります。
今回は腰痛症の中でも発症の割合が高い筋・筋膜性腰痛についてご紹介しました。
この腰痛が発症しているとギックリ腰だけでなく、椎間関節性腰痛にも繋がる事もあります。
たかが腰痛と思っているとのちのち症状が悪化します。
ご自身での鑑別もなかなか難しいと思いますので、もし腰痛でお困りでしたら名古屋市昭和区御器所にあるなごみ鍼灸接骨院御器所院にご相談下さい。
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