めまいと眼精疲労の関係
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2022/01/26
名古屋昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院の髙栁です。
こんにちは!
今回はめまいと眼精疲労の関係についてお話しさせていただきます。
眼精疲労がめまいを引き起こす
長時間のパソコン作業を終えて、立ち上がった途端に目の前が「クラクラっと」という経験はありませんか? 実はこれ、眼精疲労が引き起こしためまいの可能性がかなり高いです。
ひと口に「めまい」といっても、足元のフラつき、視界がグルグル回るなどめまいにはさまざまな症状が存在します。その中でも眼精疲労が引き金となって起こるめまいのことを「視性めまい」といいます。
パソコン、スマホ、テレビなどのモニターから発せられる強い光を長時間見続けることによって眼精疲労におちいってしまい、目から脳へと「視覚の異常」という情報が送られますその情報を脳が受け取った瞬間、めまいを引き起こすのです。重度の眼精疲労になると脳への血流障害も重なり、さらにめまいを誘発しやすくなります。
眼精疲労によるめまい対策
・パソコン作業では1時間のうち5分休憩をとる。仕事で休憩できない場合は、まぶたを閉じる、窓の外の景色をながめるなど、モニターを見る行為をてまきるだけストップしましょう。
・首や肩のコリを感じたらその場で軽いストレッチをする。両手を組んで上に伸ばす、首や肩をゆっくりまわすなど座ったままでもできます。
・首の後ろをカイロで1分間温める。首の後ろを温めることで脳に届く血流をアップさせ、めまいの予防になります。
普段の生活に取り入れるだけで、視性めまいをグッと軽減することができます。眼精疲労の自覚がある方はお試しください。
視界がグルグル回る、回転性めまい
・症状・・・自分や周囲がグルグルと回転しているような感覚におちいるめまい。吐き気や嘔吐、耳鳴りや耳が聞こえづらくなることもあります。
・原因・・・体の平衡機能をつかさどる内耳(三半規管・前庭・蝸牛)のトラブル。騒音や長時間のヘッドホン使用による耳への負担のほか、過労やストレスも引き金にもなります。
体がフワフワ揺れる、浮動性めまい
・症状・・・体がフワフワと揺れてまっすぐに歩くことが困難になるめまい。頭痛や体のしびれを伴うことも。
・原因・・・自律神経の乱れによるトラブル。過労や寝不足のほか、心配事やストレスといった精神的な要因が関係しやすく、『心因性めまい』とも呼ばれています。
目の前がまっ暗になる、立ちくらみ
・症状・・・立ち上がった瞬間に血の気がスーッと引くような感覚におちいるめまい。
・原因・・・貧血や低血圧など、日ごろから血液循環の悪いタイプに多く、脳に送られる血液が不足すると突発的に起こります。
名古屋昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院での治療
めまいの治療には、鍼灸治療が有効であると考えます。さらに、背骨や骨盤の捻れ、歪みや筋肉の張りをなごみ式骨盤矯正を用いて整えることで、眼精疲労からくる慢性的な頭痛や凝りが再発しにくい身体作りの治療をしています。