むち打ち後に頭痛が続くどうすべきか?
目次
2023/07/06
交通事故によるむち打ちと聞くとどんなイメージを抱くでしょうか?
むち打ちと聞くと一見軽い症状とも思われますが、「頭痛」や「めまい」「倦怠感」など日常生活に支障が出てしまうことも多くあります。
現在、名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院に交通事故治療で通院中の患者様もむち打ちから頭痛やめまいでお悩みの方がみえます。
実際、むち打ち症になった多くの方は治療によって完治することができますが、後遺症として残ってしまう方も残念ながらみえます。
交通事故によるむち打ちでお悩みの方はぜひ、ご覧ください。
むち打ち症とは
むち打ち症とは、外部からの衝撃により、日常生活では起こりえない強力な外力を受けて、頸部(首)が大きく「しなる」結果、頸部の筋肉、靭帯、椎間板等の軟部組織や骨組織などが損傷することをいいます。
病院での傷病名は、「頸部捻挫・頸椎捻挫・頸椎挫傷・外傷性頸部症候群」等と診断されます。
むち打ち症によって頭痛が生じる原因にもつながりますので、むち打ち症について解説いたします。
①頸椎捻挫型
頸部の筋肉、靭帯、関節包等の軟部組織が過度に伸びたり、断裂したりしたことによって生じるものです。
症状としては、首回りや後頭部、肩部の痛みや頸椎の可動域制限等が生じます。
むち打ち損傷の70~80%がこの類型と言われています。
<頸椎捻挫型でよくみられる主な症状>
首周りの痛み
後頭部の痛み
肩の痛み
首の可動域制限など
②神経根症状型
頸部には神経根が複数ありますが、損傷が神経にまで及ぶと、神経根症状型となります。
頸部の骨「頸椎」は、7つの小さな骨が積み重なり、自然な湾曲を描いてできています。事故により急な衝撃を受けると、7つの小さな骨のいずれかが自然にある場所からずれてしまうことがあります。
これにより、骨の中を通っている神経根が圧迫されてしまい、様々な症状が出てくるのです。
ただし、年を取ることによっても骨はずれて変性するので、年を取ったことによる症状なのか、交通事故による症状なのか、判断が難しいケースもあります。
<神経根症状型でよくみられる主な症状>
圧迫された神経根が支配する知覚の障害
具体的には、顔面、後頭部、首、腕、手の痛み、しびれ、筋力低下など
むち打ち症の頭痛はいつまで続く?一般的な治療期間は?
症状により、治療法や治療にかかる時間は異なります。
軽いむち打ち症であれば1ヶ月、通常のむち打ち症でも一般的に3ヶ月程度で完治するといわれていますが、症状がその期間以上残る方もおられます。
一方、むち打ち症の治療を行っても、後遺症として頭痛などの症状の一部が残ってしまう方もいらっしゃいます。後遺症が残ってしまった場合には、治療期間を終えても症状が長期にわたって続いてしまう可能性があります。
交通事故によるむち打ちでの症状にお悩みの方は名古屋市守山区小幡のなごみ針灸整骨院にご相談ください。
交通事故治療は夜20:15まで対応致します。
ブログ監修者: 瀬上正幸
コメント: 小幡院からの情報と交通事故関連のブログを監修していきます!交通事故にあってしまったら「なごみグループ」にご相談ください。