頭痛が雨の日に悪化する原因
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2024/08/31
名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院の髙栁です。
こんにちは!
今回は、「頭痛が雨の日に悪化する原因」についてご紹介します。
頭痛で長く悩んでいる方は多いと思いますが、天候や気圧変化で症状が変化してしまう場合もあるのではないでしょうか。
長い間薬を飲み続けている方もいらっしゃると思いますので、是非参考にしてみてください。
頭痛の天候変化とは
そもそも逆説的に考えれば、気象の変化によって身体が変化するのは当たり前と言って良いでしょう。
気温が38度の日と15度の日で比べて、人の身体にかかる負担は大きく変化しますし、天候や気圧、湿度も同様の変化をもたらします。
しかし、個人差があるのも確かですし、大きく影響を受けてしまう方もいらっしゃいます。
この「気象病」とも言える症状が起こる理由は、自律神経の失調が大きく関わっています。
自律神経は、身体の体調を正常に維持するために、呼吸や消化吸収、体温調整など、様々な自動で維持している部分を機能をコントロールしている神経です。
簡単に言うと心臓を意識して動かしている方はいないと思いますが、このような自動で動く部分はすべて自律神経の働きです。
この自律神経が敏感に反応して、身体の調節がうまくいかない場合に一つの症状として気圧変化による頭痛が現れるとされています。
頭痛の発生について
気圧の変化による疾患の多くは東洋医学で水毒と言われており、汗や血液、リンパ液などの体液循環が悪くなった状態のことを言います。
頭痛は、身体に水分が溜まって血管が拡張し、特に後頭部の大後頭神経を圧迫することで発生するため、湿度が高く気圧が高い環境下で辛くなる方が多くなります。
気象の影響で頭痛が発生する場合の多くが片頭痛です。
ズキズキと脈打つように痛むのが特徴で、片頭痛といえど両側に起こることもあります。光や音に過敏になることや特定の食物で悪化する特徴があり、血管性頭痛とも言われます。
次に多く発生するのが緊張型頭痛です。
頭がぎゅーっと締めつけられるような痛みが特徴で肩や首の筋肉が緊張する状態が続いた時に発生します。一般的な頭痛で多いのはこの緊張性頭痛ですが、気圧や天候の変化で悪化するはやはり片頭痛が多いでしょう。
どちらにせよ、自律神経のバランスが乱れたときに身体がどのような変化を受けるかの違いなので、どちらも気象病の頭痛と言えます。
頭痛の治療方法について
頭痛は前述したとおり、その種類によって原因が違い、特に片頭痛と緊張性頭痛は対処法がまったく正反対であることが多いため、注意が必要です。
例えば、緊張性頭痛は温めて筋肉を緩めた方が楽になりますが、
片頭痛は温めて血行を良くしてしまうと悪化するケースがあります。
身体専門のプロがいる頭痛外来のある病院や、整骨院へ行くのがベストな選択肢であるといえます。
電機やマッサージ、矯正で全身を緩めながら、正しい姿勢と首の角度、猫背の改善などを行うことで、根本的に改善することができます。
湿布や痛み止めで我慢している方は、感じていると思いますが根本的な解決にはならず、状態の悪化をごまかしているだけの状態です。
名古屋市昭和区のなごみ鍼灸接骨院吹上院は頭痛治療を得意としておりますので、お悩みの方は是非ご相談ください。
ブログ監修者: 川口哲平
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