むち打ちはすぐに治療をしないといけない?
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2024/10/17
名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院の髙栁です。
こんにちは!
今回は、交通事故の怪我の中で一番多いむち打ちについてご紹介していきます。
むち打ちとは?
交通事故や転倒などで首を痛めたりすると、むち打ち症になると言われます。
むち打ち症とは、痛めたときの首の動きがムチを打ったようになることからむち打ちと言われています。
例えば、交通事故で後方から追突された場合、後方から前方に衝撃が加わります。頭は重量があるので大きく前方に振られます。
その後、車の止まろうとする力で重心が後方に流れるのに合わせて頭も後方に振られてしまいます。
これがむち打ちです。
むち打ちの種類
むち打ち症には、主に「頚椎捻挫型」「神経根症状型」「バレー・リュー症状型」「脳脊髄液減少症型」の4タイプに分類されます。
その4分類のうち、もっとも多いのが「頚椎捻挫型」で約8割にあたります。
むち打ち症を4つに分類をする方法は、症状で診るしかありません。
画像で明確に判断できる訳ではないのです。4分類の症状は、以下の通りです。
・「頚椎捻挫型」の主な症状は、首を動かしたときの痛み、首や肩が動かし辛い、首や背中のこり、頭痛、めまいなどです。
・「神経根症状型」の主な症状は、首の痛み、腕や手足の痺れや痛み、だるさ、筋力低下、後頭部の痛みがあります。
・「バレー・リュー症状型」の主な症状は、後頭部や首の痛み、めまい、難聴、耳鳴り、吐き気、目のかすみ、眼精疲労、集中力の低下などです。
・「脳脊髄液減少症型」の主な症状は、頭や首や手足の痛み、聴力や視力や味覚の障害、血圧障害、胃腸障害、記憶力の低下、不眠、うつなどがあります。
しっかり分類されているのに、なぜむち打ちは後遺症になりやすいと言われるのでしょうか?
それは、すべての分類においてむち打ちはレントゲンでの画像で異常が出ないからです。
画像に異常がないので問題ないと判断されてしまうのです。
画像に異常がないので患者様も、痛みがあっても楽観視してしまう傾向にあるようです。
交通事故によるむち打ちでは、受傷後すぐに症状がでないこともあります。
そのため、初期の段階で適切な処置をしていないことも要因でしょう。
初期に適切な処置と治療が大切です。
レントゲン画像に異常が出ないこと、痛みが後から出てくるので初期に適切な処置をしていないことでむち打ちを楽観視してしまうことから後遺症を作ってしまうのです。
では、むち打ち症の治し方はどのように治療すればよいのでしょうか?
まず、交通事故後は、、痛みが無くても、名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院に受診して下さい。
初期の処置が大切です。
交通事故による負傷であれば、自賠責保険が適用になるかもしれませんのでご相談下さい。
名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院の治療
段階や症状などで変わりますが、マッサージや運動療法、電気療法、温熱治療
や必要があれば包帯やギプスでの固定など様々な方法でアプローチをしていきます。
薬の処方はできないので、むち打ちに理解のある整形外科の先生を紹介することも可能です。
首に衝撃を受けたり、痛めたりした際は楽観的に考えずにしっかり治療を受けましょう。
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ブログ監修者: 川口哲平
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