腰痛を繰り返す人に共通する4つの原因とは?
目次
2025/05/23
【腰痛でお悩みの方へ】
知っておきたい「腰痛の本当の原因」──まずはここを押さえてほしいんです
こんにちは。
名古屋市昭和区の御器所駅から歩いてすぐ、なごみ鍼灸接骨院・御器所院の川口です。
最近、待合室で患者さんと話していると、
「もう年だからしょうがないと思って…」
「前から痛かったし、気づいたら慣れちゃって」
なんて言われることが増えました。
でもね、僕はいつもこう返しています。
「慣れちゃうほど腰が痛いって、むしろ危ないサインなんですよ」 と。
腰痛って、必ず“理由”があります。
しかも、その原因をそのままにしておくと、ぎっくり腰や慢性腰痛はもちろん、坐骨神経痛やヘルニアにもつながったりします。
今日は、僕が日々の施術で感じている“本当の腰痛の原因”について、ちょっとリアルな話を交えながらお伝えしますね。
■ 腰痛は「結果」であって、原因じゃないんです
院でもよく見る流れがあります。
「先生、腰が痛いから腰を揉んでおいて…」
「湿布と薬でしのいでます」
もちろん間違いではないんですが、僕の経験上、腰そのものが原因のケースってそこまで多くないんですよ。
腰痛は“症状”であって“発生源じゃない”ことがほとんど。
だから腰だけ触っても戻ります。すぐ戻ります。
もっと上(姿勢)だったり、もっと下(股関節や足)だったり、生活習慣だったり…。
本当の原因を見つけない限り、一生「腰痛と付き合う」ことになってしまうんですよね。

■ 現場でもよく話題に上がる「特異的・非特異的腰痛」
腰痛は大きくこの2つに分類されます。
-
特異的腰痛(ヘルニア・狭窄症・骨折など、検査で原因がハッキリするパターン)
-
非特異的腰痛(85%はこっち。原因がひとつに絞れない腰痛)
院でも問診のとき、まずこの見極めを徹底します。
特異的腰痛の場合は、施術よりまず病院の検査が必要ですからね。
◆ 特異的腰痛
MRIやレントゲンを撮ると、はっきり原因が写るタイプです。
-
椎間板ヘルニア
-
脊柱管狭窄症
-
圧迫骨折
-
がんの転移
-
感染性脊椎炎
こういったケースは無理に揉んだりひねったりすると悪化します。
院でも、初診の方が来られたとき「これは触っちゃいけない腰だな」と判断したら、すぐ連携先の病院をご紹介しています。
■ 問題は、圧倒的に多い “非特異的腰痛”
実は…院に来られる腰痛の方の8割以上がこちら。
検査しても「異常なし」と言われた腰痛です。
でも、異常がないわけじゃありません。
むしろ、
「筋肉・筋膜」
「関節の動き」
「姿勢のクセ」
「ストレス」
こういう複数の要因が絡んでることがほとんど。
例えば、こんなやりとりがよくあります。
僕「前屈してみましょうか」
患者さん「あ、痛っ…太ももの裏が突っ張る」
僕「ですよね。腰じゃなくて、この硬さが腰を引っ張ってるんですよ」
こんな感じで、場所は腰じゃなくても腰痛になるんです。
■ 非特異的腰痛は“4つの視点”で原因を見ます
① 姿勢の崩れ(これ、本当に多いです)
昭和区はデスクワークの方が多いからなのか、
猫背・反り腰・骨盤のゆがみはほんと多い。
前かがみ姿勢が続く → 骨盤が後ろに倒れる
すると腰の筋肉がずーっと引っ張られ続けるんです。
逆に反り腰タイプの方は、腰椎にグッと負担がかかる。
骨盤がズレると筋肉もねじれて、神経も圧迫されていくので悪循環まっしぐらです。

② 筋力の低下(インナーマッスル不足)
腹横筋や多裂筋が弱ると、背骨を支える柱がグラつきます。
実際、院で姿勢分析をすると
「え、こんなに支えられてないの?」
とご本人が驚くケースが多いです。
特に40代以降の方、筋力は想像以上に落ちています。
③ 筋肉の硬さ・柔軟性不足
お尻(臀筋)
もも裏(ハムストリングス)
股関節前(腸腰筋)
ここが硬い方、めちゃくちゃ多いです。
こういう方は
-
前屈すると腰が痛い
-
朝の洗面でギクッと来る
こんなケースが典型。

④ 内臓疲労・ストレス・自律神経の乱れ
「ストレスで腰?」と思うかもしれませんが、これ本当に多い。
寝不足
冷え
胃腸疲れ
仕事のプレッシャー
こういうのが全部、筋肉の緊張として腰に出ます。
特に“マッサージしても全然良くならない腰痛”はこのパターンが多いです。
■ こういう方は腰痛リスクが高いです
・長時間の座り仕事
・運動不足
・スマホ時間が長い
・足を組むクセがある
・体をねじる動作が多い
・冷え性やストレスが強い
もし当てはまったら、すでに腰への負担は大きいと思ってくださいね。
■ 腰痛は「全身を見ないと改善しません」
痛い場所だけをケアしても、ほぼ戻ります。
これは僕自身、15年以上施術してきて痛感していることです。
だから当院では、腰痛の方には“全身バランス”を必ず見ます。
■ なごみ鍼灸接骨院御器所院の腰痛治療(4つの柱)
【1】骨格矯正(骨盤・背骨)
ボキボキ鳴らす方法ではなく、身体に負担をかけない矯正です。
左右差・反り腰・骨盤の傾きを整えて
“腰に無理のない姿勢”を作っていきます。
施術後に
「さっきより立ちやすい!」
と言われること、多いですよ。

【2】筋膜リリース・手技療法
腰痛の9割は筋膜のねじれ・硬さが関わっています。
お尻やハムストリングス、腰まわりの深い筋膜まで丁寧にほぐすと
「こんなところ硬かったんですね…」
と驚かれる方も。
筋膜が緩むと血流も神経の通りも良くなり、回復力が一気に上がります。
【3】鍼灸(必要に応じて)
しびれ・ズーンとした重だるさ・深い痛みには鍼が強い味方。
僕は鍼の“深部に届く感覚”が好きで、患者さんにもよく使います。
・坐骨神経痛
・慢性腰痛
・ヘルニア由来の痛み
こういった症状は鍼の効果が出やすいですね。

【4】ストレッチ・姿勢指導(セルフケア)
施術だけでは不十分なんです。
“どう生活するか”がほぼ全て。
だから当院では
・あなたの骨盤に合ったストレッチ
・座り方や立ち方のクセの改善
・家でもできる簡単エクササイズ
こういったセルフケアを必ずお伝えしています。
■ 初めての方の施術の流れ
① カウンセリング・検査
姿勢の写真を撮ったり、動作チェックをしたり。
「この動きで痛むのはここが原因ですね」と丁寧に確認します。
② 説明
原因が分かると、皆さん安心されます。
身体は理由があって痛むんです。
③ 施術
骨格矯正や筋膜リリース、鍼灸を必要なだけ組み合わせます。
④ セルフケア
院を出たあとも良い状態が続くように、簡単なケアをお伝えします。

■ 腰痛に悩んでいるあなたへ
腰痛は“年齢のせい”でも“体質”でもありません。
原因を見つけて、正しく向き合えば、ほとんどの方が改善できます。
「ずっと痛いのをごまかしてきた」
「仕事に支障が出てきた」
「薬をやめたい」
こんな思いがあるなら、ぜひ相談してください。
名古屋市昭和区・御器所の
なごみ鍼灸接骨院・御器所院で、あなたの腰をしっかり診させていただきます。
あなたが“痛みに振り回されない毎日”を取り戻せるよう、全力でサポートします。
ブログ監修者: 川口哲平
コメント: 御器所院・吹上院からの健康情報ブログを監修していきます!是非ともご覧ください!
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