肩こりを根本から解消していく方法|昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院
目次
2025/06/12
名古屋市昭和区吹上駅、御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループのなごみ鍼灸接骨院・吹上院です。
肩こりはデスクワークやスマホの普及に伴い、現代人の
多くが抱える悩みです。
ただ単に「揉む」「叩く」だけでは一時的な緩和にとどまり、
根本的な解消には至りません。
今回は、肩こりの原因分析から生活習慣の見直し、
セルフケア、さらには専門機関による治療まで、
根本から肩こりを改善する方法を詳しくご紹介します。
1. 肩こりの「根本原因」を理解する
1-1. 筋肉の緊張と血行不良
長時間の同一姿勢や悪い姿勢は、肩周りの筋肉を緊張させ、
血行不良を招きます。血流が滞ると、疲労物質(乳酸など)が
蓄積し、痛みやこり感が発生します。
1-2. 生活習慣による影響
・デスクワーク:画面を覗き込む姿勢で首や肩に負担
・スマホ・タブレット:うつむき姿勢による頚椎への圧迫
・運動不足:筋力低下で姿勢保持が困難に
・ストレス:交感神経優位で筋肉が硬直しやすい

2. 日常生活でできる根本改善策
正しい座り姿勢のポイント:
・モニターの高さ:
モニターの上端が目の高さと同じか、やや下にくるように
調整しましょう。目線が下がりすぎると首が前傾し、
肩こりを招く原因になります。ノートパソコン使用者は、
スタンドや外付けキーボードを使って高さ調整をします。
・椅子の高さと角度:
足裏全体が床につき、膝が股関節と同じ高さかやや下になる
ように設定しましょう。骨盤を立てるよう意識して、座面の
奥に深く座ることが重要になります。座面が高すぎると
足が浮いて骨盤が不安定に、低すぎると猫背になりやすくなる
傾向があるので、足裏に体重の10%を乗せるようにしましょう。
・背もたれの使い方:
背もたれに軽く寄りかかり、腰にクッションなどを挟んで
自然なS字カーブをキープします。椅子に深く座り、骨盤を
立てて、背骨がまっすぐ伸びた状態を意識しましょう。
よくあるNG姿勢:
・椅子の端に浅く腰かけて背中を丸める
・顎を前に突き出し、首に負担をかける姿勢
・足を組む(骨盤のゆがみの原因)
2-2. こまめな休憩&リセット
長時間同じ姿勢を続けることで筋肉は固定され、血流が滞り
やすくなります。意識的にリセットすることで、肩こりの
予防と軽減につながります。
具体的なリセット習慣:
・1時間に1回は立ち上がる
タイマーやアラームを設定し、軽い体操をするクセをつけましょう。
屈伸運動、背伸び、首回し、肩回しなど、1~2分の簡単な動作でOK。
・深呼吸で自律神経を整える
背筋を伸ばして、鼻から5秒吸って、口から7秒かけてゆっくり吐く
これを3回繰り返すと、肩周りの緊張がゆるみ、ストレス性の肩こりにも効果的
・首・肩まわりの軽いストレッチ
首を左右にゆっくり倒す
両肩を耳に近づけてから、ストンと落とす
肩甲骨をぐるぐる回す動作は、肩こりの初期予防に非常に効果的
デスクでできる簡単ストレッチ:
・両手を頭の後ろに組み、肘を後ろに広げながら胸を開く
・片腕を反対側に引っ張る肩ストレッチ(左右10秒ずつ)
2-3. 睡眠環境の見直し
寝ている時間は、一日の中で最も長く体を休める時間です。
ここで肩こりを悪化させてしまう人が多く、非常に
もったいないのです。良質な睡眠環境を整えることは、
根本改善への大きな一歩です。
理想の枕の高さとは?
・横向き時:
首~背骨が一直線になる高さ。肩幅がある人はやや高めを。
・仰向け時:
首の自然なカーブ(前弯)をサポートする程度の低めが理想。
・NG例:
高すぎる枕は首を前に押し出し、肩や首の筋肉に常時負担を
かけてしまいます。「バスタオルを重ねて自作枕」もおすすめ。
微調整がしやすく、自分に合った高さを探りやすいです。
マットレスの硬さと体圧分散
・柔らかすぎ:体が沈み、背骨が湾曲して筋肉に負担
・硬すぎ:接地面に集中圧がかかり、筋肉が休まらない
→ 体が自然なS字カーブを保てる反発力のマットレスが理想。
その他の睡眠環境ポイント:
・寝る前にスマホを見ない(ブルーライト刺激を防ぐ)
・湯船に15分ほどつかり、筋肉と自律神経を緩めてから就寝
・冷房が直接肩に当たらないように注意(血行不良の原因)
これらの日常的な「姿勢・休憩・睡眠環境」の見直しを
積み重ねることで、肩こりが慢性化しにくい身体づくりが
可能になります。すぐにすべてを完璧にする必要はなく、
一つずつ、自分ができることから始めてみましょう!

3. 自宅でできるストレッチ&エクササイズ
3-1. 肩甲骨はがしストレッチ
【目的】
肩甲骨周囲の筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋など)を
動かすことで、血流を促進し、固まった筋肉をほぐす。
【やり方】
①背筋を伸ばして椅子に座る or 立ってもOK
②両手を肩に置き、肘を前に出す
③肘で大きな円を描くように、前回し10回 → 後ろ回し10回
④呼吸は止めずに、リラックスしながら行う
【ポイント】
・肘が胸の高さから落ちないように
・肩甲骨を「背中の内側で滑らせる」イメージで動かす
・動きが小さくならないよう、意識的に“ダイナミック”に
【効果】
・肩甲骨周りの可動域向上
・筋膜や筋肉の癒着を改善
・デスクワークで丸まりやすい背中をリセット
3-2. タオルを使ったエクササイズ(肩甲骨引き寄せ運動)
【目的】
肩甲骨内転(寄せる)動作を意識的に行い、猫背姿勢の改善
&僧帽筋・菱形筋の活性化を図る。
【用意するもの】
フェイスタオルまたはトレーニング用チューブでも代用可。
【やり方】
①タオルを両手で肩幅より少し広めに持つ
②肘を伸ばしたまま、タオルを頭上に真っ直ぐ引き上げる
③タオルを背中側へ下ろしながら、肩甲骨を寄せるように引く
④限界まで寄せたら10秒キープ
⑤ゆっくり戻す → 5セット繰り返す
【ポイント】
・肘を曲げずに、胸を張るような姿勢を意識
・肩がすくまないよう、首を長く保つ意識を持つ
・腰が反らないように、お腹に軽く力を入れる
【効果】
・背中の姿勢筋を目覚めさせ、肩甲骨の可動性アップ
・巻き肩・猫背姿勢の矯正
・肩こりの原因となる筋バランスの偏りを修正
3-3. フォームローラーを使った筋膜リリース
【目的】
筋肉を包む“筋膜”の癒着やねじれをリリースし、血流と
柔軟性を回復。セルフでできる「筋膜はがし」も有効です。
【用意するもの】
フォームローラー(直径10~15cm程度の円筒形)
【やり方】
①床に仰向けになり、肩甲骨の下あたりにローラーをセット
②両腕はバンザイの形にする(肩甲骨が浮きやすくなる)
③膝を立てて腰を軽く浮かし、背中にローラーを転がす
④ゆっくり10~15回転がす(痛気持ちいい程度)
【ポイント】
・息を止めず、リラックスしながら動かす
・痛みが強すぎる場合は圧を軽減(タオルを挟むなど)
・ズーンと響く場所は筋膜が硬くなっているサイン。
【効果】
・筋膜の滑走性が向上し、肩甲骨の動きがスムーズに
・深層の筋肉にも刺激が届き、深部のコリにアプローチ
・血行改善により、酸素や栄養が筋肉に行き渡る
これらのストレッチやエクササイズを継続的に行うことで、
肩甲骨が本来の動きを取り戻し、肩こりの根本原因となる
「動かない状態」から脱却できます。
無理をせず、気持ち良い範囲でコツコツ実施しましょう!

4. マッサージ&ツボ刺激法
4-1. おすすめツボ
首と肩の付け根、肩先の中間
血行促進、疲労回復
親指で2~3秒強めに押す×10回
天宗(てんそう)
肩甲骨の中央部
筋緊張緩和
握りこぶしでゴリゴリとほぐす
合谷(ごうこく)
手の甲、親指と人差し指の付け根
全身の気血循環調整
親指で5秒押圧×5回
4-2. マッサージのポイント
・筋肉の走行に沿って、心臓方向に流すようにします
・強さは「痛気持ちいい」レベルで、揉み返しに注意
・頻度は1日1~2回、入浴後など血行が良いタイミングで

5.なごみ鍼灸接骨院吹上院の根本治療
名古屋市昭和区にある「なごみ鍼灸接骨院 吹上院」では、
次のような根本治療が受けられます。
5-1. 鍼灸治療による深部緩和
微細な鍼でトリガーポイントに直接アプローチし、
筋肉や深部組織の緊張を解消していきます。血流改善や
自律神経の調整にも効果的です。
5-2. 柔整(接骨)による骨格アプローチ
骨格のゆがみを矯正し、姿勢や重心バランスを整える効果が
あります。負担のかかっている関節の可動域を拡大して、
日常動作の負荷を軽減します。
5-3. オーダーメイドの運動指導
患者様一人ひとりの筋力バランス、生活習慣を踏まえた
ストレッチ・トレーニングプログラムを作成します。
自宅で継続できるセルフケアを徹底サポートするので
治療以外の日常生活面でも安心です。

6. 再発を防ぐためのセルフメンテナンス
・週1回以上はセルフストレッチ・エクササイズを欠かさない
・デスク環境は定期的に見直す(椅子、机、パソコンの高さ等)
・入浴習慣で全身の血行を促進(38~40℃のお湯に15分以上)
・適度な運動として、ウォーキングやスイミングを取り入れる
肩こりを根本から解消するには、一時的な緩和ではなく、
原因特定→生活習慣見直し→セルフケア→治療→再発予防
というステップを踏むことが重要です。
日々の小さな工夫と継続的なケアが、将来的に快適な
肩周りを作り上げます。
名古屋市昭和区の「なごみ鍼灸接骨院 吹上院」では、
カウンセリングから治療、セルフケア指導まで一貫した
サポートを提供しています。
電気やマッサージ治療での一時的な緩和のみならず
原因である姿勢の矯正や超音波・高周波・鍼灸による
痛みの早期ケア、EMSによる体幹強化と再発防止まで
責任持って対応しています。
施術者は全員国家資格保持者で、肩こり施術に関しては
改善のために日々研修を積んでおります。
長年肩こりでお悩みの方や、湿布や痛み止め、マッサージ
だけでは改善しない症状の方は、ぜひ一度ご相談ください!

ブログ監修者: 川口哲平
コメント: 御器所院・吹上院からの健康情報ブログを監修していきます!是非ともご覧ください!
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