肩こりに鍼灸治療が有効な理由と効果|昭和区吹上なごみ鍼灸接骨院
目次
2025/06/16
名古屋市昭和区吹上駅、御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループのなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療です。
肩こりに悩まされている方は非常に多く、現代病の一つとも言える症状です。
パソコン作業やスマートフォンの使用による姿勢不良、ストレス、血行不良など、原因は様々ですが、その根本を見つめ直し、体の内側から改善していく方法として注目されているのが「鍼灸治療」です。
本記事では、肩こりに対して鍼灸治療がなぜ有効なのか、その具体的な効果やメカニズム、施術の流れ、副作用の有無などについて詳しく解説していきます。

■1. 肩こりとは何か?
毎日のように患者さんと話していると、「肩こりって結局なんなんですか?」と聞かれることがよくあります。
たしかに、肩がガチガチに固まってくると「骨が悪いのか?」「神経が圧迫されてるのか?」なんて不安になりますよね。
でも、肩こりの正体はもう少しシンプルで——
肩や首の筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋あたり)がずっと緊張して、血流が落ちて疲労物質が溜まっている状態 のことを指します。
当院でも、初診の方に触らせてもらうと
「うわ、ここ岩みたいになってますね…何時間スマホ触ってました?」
なんて会話が始まることはよくあるんですよ。
*肩こりをつくる“日常のクセ”はだいたい決まっている
名古屋の吹上エリアはオフィスワーカーの患者さんが多いのですが、肩こりの背景にはだいたい次のような要因が重なっています。
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パソコン作業やスマホで長時間同じ姿勢
-
猫背や巻き肩、ストレートネックなどの姿勢の癖
-
目の疲れ(特に最近の40代以降の方はここが強い)
-
ストレスが強く、交感神経が“ずっとON”の状態
-
血流・リンパの滞り
-
関節や筋膜が動きづらくなっている
特に多いのは、“姿勢とストレスのダブルパンチ” です。
検査中に姿勢をチェックすると、首が前に出ていて背中が丸まっている方が本当に多い。
「そりゃ肩もパンパンになりますよ…」と伝えると、皆さん苦笑いされます。
これらがいくつも積み重なると、だんだん解けにくい“慢性肩こり”へと移行していくんですね。

■2. 鍼灸とは?
鍼灸というと“東洋医学”って固いイメージがありますが、実際はもっと素朴というか、「人が本来もっている治る力」をちょっと手助けしてあげる──そんなイメージに近いと私は感じています。
鍼灸では、体にある「経穴(いわゆるツボ)」を使って、気(エネルギー)と血(けつ:血液や栄養)の流れを整える のが基本の考え方です。
これが乱れると不調が起き、巡りが整うと元気が戻ってきます。
昔の人はよく観察してたんだな…と施術しながら思うことがあります。
*鍼(はり)ってどんなもの?実際は“思ってる100倍細い”
鍼というと「針=注射」と想像されがちなんですが、実物は別物です。
太さは 髪の毛の半分くらい。
当院でも0.12〜0.18mmくらいの鍼を使うことが多いです。
患者さんに実物を見せると、
「え、こんな細いんですか?」
と驚かれるのは毎度のこと。
施術中の痛みも、ほとんどが
“スッと入る感じ”か“軽いチクッ”程度。
怖がっていた方ほど「肩よりメンタルの緊張がほぐれました」と笑うぐらいです。
*鍼の効果を、現場ではこう感じます
・ガチガチに固まった筋肉がゆるむ
・血流がふわっと動き出す感覚
・自律神経が落ち着いて呼吸が深くなる
施術中、急に「あれ?手足が温かくなってきた…」と話す方も多いんです。
全身の巡りがよくなっているサインですね。
また、鍼をした日の夜に
「久しぶりに熟睡できた」
という報告をよく頂くのですが、これは副交感神経が働きやすくなるためです。
もちろん、ディスポーザブル(使い捨て鍼)なので衛生面も安全ですよ。
*お灸(きゅう)──体の奥までじんわり温める“深い温熱”
鍼の話をすると影が薄くなるんですが、お灸もかなり優秀です。
お灸は、ヨモギを精製した“もぐさ”を温めてツボに熱を届ける療法。
「熱い」というより「じんわ〜り芯から温かい」感覚が特徴で、冷えや胃腸の不調、体のだるさにしっかり効きます。
お灸にはこんな種類があります。
-
直接灸:米粒サイズのもぐさを直接すえる昔ながらの方法
-
間接灸:台座を使うタイプで、やけどの心配がほぼない“やさしい温灸”
特に間接灸は、冷え性の方には鉄板です。
*鍼灸は“筋肉だけ”を狙っているわけじゃない
肩こりの治療をしていると、
「肩の筋肉が固いから鍼をする」
というイメージが強いかもしれませんが、実はもっと深いところに働いています。
-
自律神経
-
内臓の働き
-
ホルモンバランス
-
ストレス反応
-
血流・代謝
こうした“目に見えない部分”にもアプローチできるのが鍼灸の面白いところなんですよ。
「最近、理由もなく疲れる」
「生理前だけ肩がつらい」
「夜だけ頭痛が出てくる」
こんな悩みの方が、意外と鍼灸で良くなるケースは多いです。
*東洋医学が得意とする「未病」のケア
現代の患者さんを見ていて思うのですが、
“病気とまでは言えないけどなんか調子悪い”
この状態の方が本当に増えています。
・朝から肩が重い
・寝ても疲れが抜けない
・胃がキリキリする
・ストレスで体が冷える
・目の奥だけ妙に痛い
こうした「未病」の段階でケアをしておくことが、後々の不調の予防になるんです。
東洋医学はまさに、ここを得意とする医療ですね。
*鍼灸は“症状”じゃなく“人”を診る
同じ“肩こり”でも、原因は人によって全然違います。
たとえば…
-
血流が悪くて肩が固まるタイプ
-
胃腸が弱くて背中が張ってくるタイプ
-
ストレスで呼吸が浅くなり首に力が入るタイプ
実際の問診でも、生活習慣・睡眠の質・ストレスの強さまで聞きながら施術内容を変えていきます。
西洋医学が「局所の原因」を見つけるのが得意なら、
東洋医学は「身体全体のバランス」を見るイメージでしょうか。
この“個別性”こそ、鍼灸の大きなメリットなんですよ。

■3. 肩こり改善に、なぜ鍼灸が効くのか?
これは、現場で施術しているとよく分かるのですが “マッサージだけでは届かない層にアプローチできる” のが最大の理由です。
肩こりの患者さんの筋肉を触っていると、表面は柔らかいのに“奥の芯だけが石みたいに固まっている”方がすごく多いんです。
これは姿勢の癖や長時間のデスクワークで筋膜が引っ張られ、筋肉が慢性的に緊張してしまっている状態。
この深い部分に、鍼はスッと入ってくれるんですね。
① 深部の筋肉に直接アプローチできる
肩こりの代表格といえば 僧帽筋・肩甲挙筋・板状筋・菱形筋 あたり。
特に肩甲挙筋(首の付け根のところ)は、患者さんの多くが
「押されるとズーンとするところ」
と言われるポイントですが、ここはかなり深くにあります。
マッサージも効きますが、
“芯”までほぐすには鍼のほうが圧倒的に早い。
実際、肩こり歴10年以上の方でも、
「鍼をした日だけ肩の奥の重さが抜ける…」
と話すことが多いです。
② 血流が一気に良くなる(手足が急に温かくなることも)
鍼をすると、ほんの数分で肩〜首まわりが柔らかくなってくることがあります。
これは、鍼の刺激が 血管の拡張・自律神経の調整 を促すため。
施術中に患者さんがよく言うのが、
-
「肩がポカポカしてきました」
-
「手先まで温かくなってきた」
-
「呼吸がしやすい」
これらは血流の改善と副交感神経が優位になったサインです。
血流が整うと、蓄積していた疲労物質(乳酸・老廃物など)が流れ、筋肉が回復モードに入ります。
③ 自律神経を整えるから“肩こり+頭痛”にも効く
肩こりの方によくあるセット症状が 頭痛・不眠・目の疲れ。
これは、筋肉の緊張だけではなく 自律神経の乱れ が関係していることが多いです。
なごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療でも、肩こりと一緒に
「最近イライラしやすい」
「夜だけ首が痛くなる」
「寝不足の日は肩がパンパンになる」
という方が非常に多いです。
鍼灸は、この自律神経のバランス(交感神経と副交感神経)を整える働きがあり、結果的に
-
頭痛
-
首の付け根のガチガチ
-
呼吸の浅さ
-
寝つきの悪さ
といった“肩こりの根っこ”の部分にも良い影響があります。
これは、マッサージではなかなか届きません。
④ トリガーポイント(痛みの源)をダイレクトに解除できる
肩こりの中には、“押すとズーンと響く一点”があるタイプも多いのですが、これが 筋肉のトリガーポイント です。
鍼灸ではこのトリガーをピンポイントで狙えるため、
-
痛みの放散(首→頭、肩→腕など)
-
ガチッと固まった筋の芯
-
長年の慢性肩こり
に特に効果が出やすいです。
実際、肩こり+腕への痺れがあった患者さんも、トリガーポイント鍼で数回の施術後には「肩の軽さが全然違う」とよく言われます。
⑤ 再発を防ぎやすい“姿勢改善効果”がある
肩こりは、結局 姿勢の癖を変えない限りまた戻ります。
鍼灸は筋肉と筋膜の柔軟性を高めるため、肩甲骨の動きが良くなり、自然と姿勢が整いやすくなります。
患者さんからも
「首の位置が楽にまっすぐになる」
「胸がひらく感覚が出てきた」
「背中が丸まりにくくなった」
など、姿勢の変化を感じる声は多いです。
この“動きやすさ”が出ることで、再発防止につながっていくわけですね。

■4. 肩こりに効くツボ
天柱(てんちゅう)
首の付け根、後頭部のすぐ下あたりにある代表的なツボです。名古屋市昭和区・吹上院でも、慢性肩こりの方にほぼ必ず触れるポイント。
特に「頭痛を伴う肩こり」「長時間のデスクワークで首がパンパンに張る」という方は、この天柱が強くこっていることが多いです。
肩井(けんせい)
肩の一番盛り上がっている場所にあるツボ。
「肩こりといえばここ!」というほどメジャーで、押すとズーンと響きやすいポイントです。
なごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療でも、巻き肩や猫背の方はここが鉄板のように固まっている事がよくあります。
僧帽筋上部のトリガーポイント
ツボというより“押すべき筋肉のコリの芯”に近いポイント。肩こりで来院される患者さんの8〜9割は、この僧帽筋の上部(首の付け根〜肩の外側)に強い硬さがあります。
特徴
・押すと腕や首にまで響くことがある
・頭痛・めまい・首の可動制限の原因になる
・デスクワークの人は特に固まりやすい
肩こりでお悩みの方、どこへ行っても良くならなかった方は、是非一度当院までご相談ください!
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院 吹上院 交通事故治療はコチラ
ブログ監修者: 川口哲平
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