膝の下が腫れて痛むスポーツ少年・少女へ!
目次
2016/07/02
こんにちは?
なごみ鍼灸接骨院の青木です。最近ジメジメした日が続いていますね!
さて、小学校高学年~中学生の方でスポーツをしていて、膝の下が腫れ上がったり、熱を持って発赤し痛みが出たりしてスポーツができずに困っている方はいませんか?今回はそんな成長期に起こりやすいオスグッド病をご紹介致します。
オスグッド病とは、こんな病気!
オスグッド病とは、脛骨結節(膝のお皿の下の部分)が腫れ上がり、痛みや熱・発赤を主症状とする疾患の事です。発育期のスポーツを行う方に多く、痛みが出てから暫く運動を行わないと痛みが引いてきますが、しっかり治さないまま運動を再開すると痛みが再発してしまいます。
オスグッド病が起こるメカニズム
痛みが出る原因として、膝を伸ばす働きがある大腿四頭筋という太ももの前にある筋肉が膝を繰り返し過剰に伸ばす事によって、大腿四頭筋の付着部である膝蓋腱を伝ってその先にある脛骨結節を引っ張ってしまい、表面の成長軟骨部が剥がれてしまって痛みを生じてしまうのです。
予防法・スポーツ復帰
オスグッドは成長期における一過性の病気で、成長期が終わる事で多くは治癒します。骨の成長過程での病気ですので、スポーツを控えることが最優先になります。また、足を曲げて行う大腿四頭筋のストレッチも症状緩和に効果的です。痛みが落ち着いてスポーツに復帰しても3~6ヶ月は症状が強くなりやすいので、無理は禁物です。
スポーツをする前にストレッチを行い、サポーターを装着する事で、症状が再発しないように心がけるのが大切です。
なごみでのアプローチ
なごみでは一般的に行われている局所治療だけではなく全身のバランスを改善することで根本治療を行います。局所の痛みには電気療法・鍼灸治療を行っていき、患部の炎症を取り除いていきます。その後、再発防止の為のアドバイス(足の状態、普段使っている靴の状態、運動の練習量等)をしていきます。
オスグッド病でお悩みの方は是非、当院へご来院下さい。スタッフ一同、心よりお待ちしております。