めまいの原因で増加中の疾患とは
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2022/02/22
名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院の比嘉です。
こんにちは!
今回は、めまいの原因で増加中の疾患についてご紹介したいと思います。
寒さの強い今の時期から春先にかけて季節の変わり目は、頭痛やめまいの症状が増加する傾向にあります。
その中でも、名古屋市昭和区吹上のなごみ鍼灸接骨院吹上院では、「良性発作性頭位めまい症」という疾患の方がいらっしゃいます。
今回はこの疾患の病態や症状、改善方法までご紹介していきたいと思います。
良性発作性頭位めまい症とは
通常安静時はめまいが起きず、頭を動かしたり、頭をある位置まで持っていくと頭痛が起きるというのが代表的な症状であります。
めまいが起きる頭の位置は人によって異なり、ベッドから起き上がる時やコップの水を飲もうと上を向いた時、車で後方を確認する時など、多くの発症起因があります。
突然めまいが起きるという方に多い疾患で、原因は耳の奥にある内耳が関係します。
耳は写真のような構造になっており、内耳にある三半規管の付け根に耳石器という器官がありますが、ここにある耳石が剥がれ、三半規管に流れ込むことでめまいを引き起こしていますのです。
これがどのようにして剥がれてしまうかというと、明確な原因は解明されていませんが、スポーツや激しい運動、急激な気圧差、気温差、また耳石がカルシウムでできているため、カルシウムの代謝障害でも発生すると言われています。
カルシウムの代謝障害ということは、女性に発生する骨粗鬆症は代表的な要因といえます。
高齢の女性や産後のママさん、ホルモンバランスの悪い方(自律神経疾患)などでは、発症リスクが高くなるため、注意が必要です。
めまいの種類としては、三半規管が平衡感覚を司る場所であるため、回転性のふらつくようなめまいが特徴的です。ひどい時は吐き気や嘔吐を併発する方もいらっしゃいます。
メニエール病との鑑別では、音を聞き取る部分(蝸牛)に異常はないため、難聴や耳鳴りはありません。
病院での一般的な検査は、目が左右に動く様子がわかるフレンツェル眼鏡を使用した「頭位眼振検査」や「頭位変換眼振検査」を中心に、聴力検査なども行います。
診断があった場合は、「浮遊耳石置換法」を行い、三半規管に入った耳石を耳石器に戻す治療を行います。
名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院では、鍼灸や高周波、超音波施術を用いて、内耳の血流改善を図り、首や肩から歪みを改善することで、再発しないような体作りを行います。
運動療法や日常生活での注意点も指導しておりますので、お悩みの方は是非ご相談ください。
*運動療法について
①ベッドの中央で脚を伸ばして座り、体をゆっくり横に倒して、そのまま1分数えます。
②1分後、体をゆっくり起こして元の姿勢に戻ります。
③次にゆっくり逆側に倒れて横になり、1分数えます。
④そしてまた、ゆっくり体を起こして元の位置に戻ります。
(1日1回、寝る前に3セット行います)
簡単な体操なのでゆっくり行ってみてください。
はじめは変化がわかりにくい、もしくは頭痛が出る方もいらっしゃいますが徐々に改善するケースが多いので、無理のない範囲で取り組んでみましょう!
名古屋市昭和区曙町のなごみ鍼灸接骨院吹上院では、めまいでお悩みの方にたくさんご来院頂いております。
お困りの方は是非ご相談ください!
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