肩こりの原因となる筋肉は何がある?
目次
2025/06/13
名古屋市昭和区の御器所駅近くにありますなごみ鍼灸接骨院御器所院です。こんにちは!
肩こりは、現代人にとって非常に一般的な症状であり、日常生活や仕事において多くの人々が経験しています。その原因は多岐にわたり、筋肉の緊張や姿勢の不良、ストレスなどが関与しています。これらの要因が複雑に絡み合い、肩こりを引き起こすのです。
今回は肩こりとは何か、原因となる筋肉はどんな筋肉があるかについて、名古屋市昭和区にありますなごみ鍼灸接骨院御器所院の高野がお話します。
1. 肩こりとは何か?
2. 肩こりの原因となる筋肉とその役割
2.1 僧帽筋(そうぼうきん)
分類:表層筋/背中・首~肩に広がる広範囲な筋肉
● 解剖学的特徴
僧帽筋は、後頭部から背中の上部(胸椎あたり)まで広がる、大きくて平たい筋肉です。筋肉の形が僧帽(司祭の帽子)に似ていることからこの名がついています。

● 主な役割
-
肩をすくめる(肩甲骨を持ち上げる)
-
肩甲骨を内側に寄せる
-
首を動かす(回す・反らす)
-
頭を支える
● 肩こりとの関係
デスクワーク中やスマートフォン操作中、無意識に肩がすくんだ状態になることが多く、僧帽筋が常に収縮している状態が続きます。これにより血流が悪化し、疲労物質が蓄積しやすくなるため、こりや痛みを感じやすくなります。
2.2 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
分類:深層筋/首と肩甲骨をつなぐ小さな筋肉
● 解剖学的特徴
肩甲挙筋は、首の側面(第1〜第4頚椎)から肩甲骨の内側上角にかけて走っている筋肉です。

● 主な役割
-
肩甲骨を上に引き上げる
-
首を横に傾ける(片側が働いた場合)
● 肩こりとの関係
この筋肉は、スマホ操作やPC作業などで「顔が前に出た姿勢(ストレートネック)」になると、強く緊張します。また、精神的ストレスで肩に力が入ったときにも真っ先に硬くなりやすく、ピンポイントで「ズーン」とした不快感を感じることがあります。
2.3 菱形筋(りょうけいきん)
分類:深層筋/肩甲骨の安定を司る筋肉
● 解剖学的特徴
菱形筋には大・小の2つがあり、背骨(胸椎)から肩甲骨の内縁にかけて走っています。

● 主な役割
-
肩甲骨を内側(背骨方向)へ引き寄せる
-
肩甲骨を安定させ、動作の起点にする
● 肩こりとの関係
猫背の姿勢では肩甲骨が外側に開き、菱形筋が引き伸ばされた状態で固まってしまいます。これにより**「引き伸ばされているのに緊張している」という特殊な疲労**がたまり、背中の内側や肩甲骨の間に重だるさを感じるようになります。
2.4 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
分類:前側の筋肉/首を支え、頭の回旋に関与する
● 解剖学的特徴
耳の後ろ(乳様突起)から鎖骨と胸骨に向かって走る、首の前側を覆う筋肉です。比較的目立ちやすく、首を傾けたときに浮き出る筋肉です。
● 主な役割
-
首を回す、倒す

-
頭を前に引く(ストレートネックの姿勢)
-
呼吸補助筋としても働く(深呼吸や発声時)
● 肩こりとの関係
ストレートネックやうつむき姿勢では、頭の重さを支えるために胸鎖乳突筋が過剰に使われます。この筋肉が過緊張すると、首前側のつっぱり感や頭痛、さらには顎の違和感にもつながることがあります。肩こりからくる緊張型頭痛の原因としても非常に重要な筋肉です。
まとめ:肩こりを引き起こす筋肉は多層的に絡んでいる
| 筋肉名 | 主な役割 | 肩こりへの影響 |
|---|---|---|
| 僧帽筋 | 肩甲骨の操作、頭部の保持 | 肩全体の広範囲にコリを感じやすい |
| 肩甲挙筋 | 肩甲骨を引き上げる | ストレス・姿勢不良で強く緊張する |
| 菱形筋 | 肩甲骨を内側に寄せる | 猫背姿勢で緊張、肩甲骨内側が痛む |
| 胸鎖乳突筋 | 首の回旋・前屈、頭部の保持 | 頭痛・首こり・ストレートネックと関連 |
これらの筋肉が複合的に硬くなることで、単なる筋肉痛にとどまらず、「頭痛」「吐き気」「腕のしびれ」「集中力低下」など全身に悪影響を与える肩こり症状へとつながるのです。
3.肩こりの予防と対策
肩こりを予防・改善するためには、以下の方法が効果的です:
3.1 正しい姿勢の維持
デスクワークやスマートフォンの使用時には、背筋を伸ばし、画面の位置を目線と合わせるように心掛けましょう。
3.2 定期的なストレッチ
長時間同じ姿勢を続けることを避け、1時間に1回は肩や首のストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐしましょう。
3.3 適度な運動
ウォーキングやジョギングなど、全身を使った運動を週に数回行うことで、筋肉の柔軟性を保ち、血行を促進します。
3.4 ストレス管理
深呼吸や瞑想、趣味の時間を設けることで、精神的なストレスを軽減しましょう。
3.5 快適な睡眠環境の整備
質の良い睡眠をとるために、寝具や寝室の環境を見直しましょう。
4.名古屋市昭和区のなごみ鍼灸接骨院御器所院での肩こり治療
1. 姿勢矯正
~骨格の歪みから根本改善、再発予防へ~
肩こりの根本的な原因の多くは、「姿勢の乱れ」「骨格の歪み」にあります。特に、猫背・巻き肩・ストレートネックなどの状態では、常に肩や首の筋肉が引っ張られ、緊張状態が続くため、慢性的な肩こりを引き起こします。
なごみ鍼灸接骨院御器所院では、以下のような方法で姿勢矯正を行います:
-
骨盤矯正・背骨矯正を中心に、体全体のバランスを整える
-
ボキボキしない徒手によるソフトな矯正を使用
-
姿勢を鏡を使いながら確認して、施術前後の変化を可視化
矯正によって筋肉の無駄な緊張が解け、自然な姿勢が保ちやすくなることで、肩こりの再発を防ぎます。
2. 鍼灸治療
~自律神経調整やツボ刺激による深いリラクゼーション~
鍼灸治療は、東洋医学の視点から肩こりにアプローチする方法です。肩こりによって乱れがちな自律神経のバランスを整えることで、心身の緊張が和らぎます。
主な効果:
-
経絡(けいらく)に沿ったツボ刺激による血流促進
-
筋肉の深部にある「トリガーポイント」への直接的なアプローチ
-
鍼の刺激による**内因性鎮痛物質(エンドルフィン)**の分泌促進
精神的ストレスからくる「心因性肩こり」や、肩こりに伴う頭痛・めまい・倦怠感にも高い効果を発揮します。
3. 超音波治療
~深部まで届く温熱で慢性肩こりに効果的~
肩こりが長引くと、表面の筋肉だけでなく、奥深くの筋肉(インナーマッスル)も固くなることがあります。手技だけでは届かない深層部には、超音波による物理療法が有効です。
超音波治療の特徴:
-
1秒間に100万〜300万回のミクロ振動で深部を温める
-
血流の促進、筋肉の弛緩、細胞の活性化を促進
-
持続的な痛み・しつこいコリ・運動時の違和感にも効果
マッサージだけでは改善しづらい頑固な慢性肩こりに特におすすめの施術です。
4. ストレッチ指導
~自宅でのケアができ、日常に活かせる~
治療院でのケアだけでは肩こりの完全な改善は難しく、日常生活でのセルフケアが不可欠です。
なごみ鍼灸接骨院御器所院では、個々の姿勢・筋肉の状態に合わせたオリジナルストレッチを指導しています。
指導されるストレッチ例:
-
肩甲骨の動きをよくする「肩甲骨はがしストレッチ」
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首まわりの緊張を取る「側屈・回旋ストレッチ」

-
猫背改善のための「胸開きストレッチ」
短時間で行えるメニューが中心のため、忙しい方でも続けやすいのがポイントです。
✅ 総まとめ|なごみ鍼灸接骨院御器所院での肩こり治療の魅力
| 治療法 | 特徴と効果 |
|---|---|
| 姿勢矯正 | 骨格の歪みを整え、肩こりを根本から改善・再発予防 |
| 鍼灸治療 | 自律神経を整え、ツボへの刺激で深いリラックスと血行促進 |
| 超音波治療 | 深部筋肉までアプローチし、慢性のこりや痛みに効果的 |
| ストレッチ指導 | 自宅で継続可能なセルフケア習慣の構築 |
こんな方におすすめ
-
何年も肩こりに悩んでいる方
-
一時的な対症療法ではなく、根本的に肩こりを解消したい方
-
自分に合ったセルフケアを知りたい方
-
姿勢や身体の歪みが気になる方
5. まとめ
肩こりは、筋肉の緊張や姿勢の不良、ストレスなどが複合的に関与する症状です。その予防・改善には、日常生活の中での意識的な取り組みが重要です。上記の対策を実践することで、肩こりの予防や改善につながります。
肩こりの原因となる筋肉を理解し、適切な対策を講じて快適な日常生活を目指しましょう。
肩こりについてお悩みがある方は名古屋市昭和区御器所駅近くにあります
なごみ整骨院グループの
なごみ鍼灸接骨院・御器所院に
おまかせ下さい!

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なごみ鍼灸接骨院・御器所院は
独自の矯正法をもちいて
骨格から症状を改善へと導きます!
気になる方は
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ブログ監修者: 川口哲平
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