スタッフブログ
交通事故で「人身事故」へ切り替えるには?|なごみ整骨院グループ
こんにちは、なごみ整骨院グループです。
交通事故に遭った患者様から、よくこんなご相談をいただきます。
「事故のときは痛くなかったので物損事故にしたんですが、次の日から首が痛くなってきました」
「病院に行ったら、むち打ちと言われました。人身事故に変更できますか?」
「事故から何日か経ってしまったけど、人身事故への切り替えはできますか?」
交通事故の直後は、突然の出来事に驚いていたり、緊張していたりするため、自分の身体の状態を冷静に確認できないことがあります。
そのため、事故当日は「特に痛くないから大丈夫」と思っていたのに、翌日になって首や腰に痛みが出てくることは珍しくありません。
そこで今回は、「物損事故として届け出たけれど、後から身体に痛みが出てきた」という場合に、人身事故へ切り替えるにはどうすればいいのかについて、できるだけ分かりやすくお話しします。
そもそも「物損事故」と「人身事故」は何が違う?
まず、交通事故には「物損事故」と「人身事故」があります。
簡単にいうと、事故によって車などの物が壊れた場合は物損事故、身体にケガをした場合は人身事故として扱われます。
たとえば、信号待ちをしているときに後ろから追突されて、車のバンパーがへこんだとします。
事故直後には身体に痛みがなく、車の修理だけが必要だと思えば、物損事故として処理されることがあります。
ところが、その日の夜になって、
「なんだか首が重い」
「肩が張ってきた」
「腰を動かすと痛い」
といった症状が出てくることがあります。
さらに翌朝になると、首を動かすのがつらくなっていた……というケースもあります。
このように、事故直後には身体の異常に気付かず、後から症状が出てくることもあります。
国土交通省も、交通事故に遭った場合は警察への届け出や医師の診断を受けることが大切だと案内しています。
国土交通省「交通事故にあったらまずどうする?」
「最初に物損事故で届け出てしまったから、もうどうにもできない」と考えてしまう方もいますが、そうとは限りません。
事故によるケガが判明した場合には、人身事故への切り替えについて警察へ相談することができます。
交通事故の痛みは、なぜ後から出てくるの?
「事故の直後は何ともなかったのに、どうして次の日から痛くなるの?」
これは、交通事故後によくある疑問の一つです。
交通事故では、普段の生活では受けないような大きな衝撃が身体に加わります。
特に追突事故では、車は突然前へ押し出されますが、身体はその動きにすぐには追いつきません。
その結果、首などに大きな負担がかかることがあります。
また、事故直後は緊張や興奮状態になっていることもあり、「痛みを感じにくかった」ということも考えられます。
事故からしばらく経って気持ちが落ち着いてくると、そこで初めて身体の違和感に気付くことがあります。
実際に、
「事故当日は普通に動けたのに、翌朝から首が痛くなった」
「事故後は仕事に行けたけれど、夕方から腰が重くなってきた」
というご相談もあります。
もちろん、すべての症状が交通事故によるものとは限りません。
だからこそ、事故後に痛みや違和感が出た場合には、自己判断で「ただの肩こりだろう」「寝違えただけだろう」と決めつけず、まず医療機関で診察を受けることをおすすめします。
物損事故から人身事故に切り替えることはできる?
ここが一番気になるところですよね。
物損事故として届け出た後でも、事故によるケガが判明した場合には、人身事故への切り替えを警察へ相談することができます。
ただし、「病院で診断書をもらえば、それだけで自動的に人身事故になる」というわけではありません。
一般的には、まず医療機関で診察を受け、交通事故によるケガについて診断を受けます。
そのうえで診断書を取得し、事故を担当した警察署に人身事故への切り替えについて相談します。
事故の状況などによって必要な対応は変わるため、具体的な手続きについては担当の警察署に確認してください。
また、国土交通省の案内でも、人身事故の手続きでは「交通事故証明書(人身事故扱い)」や「診断書」などが必要書類として挙げられています。
国土交通省「損害賠償を受けるときは?」
人身事故へ切り替えるときの流れ
では、実際にどのように動けばいいのでしょうか。
① まずは病院で診てもらう
事故後に首や腰などに痛みが出たら、まずは医療機関を受診しましょう。
「痛みが軽いから、もう少し様子を見よう」と思う方もいるかもしれません。
しかし、交通事故の場合は、事故とケガとの関係を確認する意味でも、症状があるなら早めに診察を受けておくことが大切です。
受診するときは、
「○日に交通事故に遭いました」
「追突されました」
「事故当日は痛くなかったのですが、翌朝から首が痛くなりました」
など、事故の状況と症状が出たタイミングをできるだけ具体的に伝えましょう。
② 必要に応じて診断書を作成してもらう
医師の診察を受け、交通事故によるケガと診断された場合は、人身事故への切り替えに必要となる診断書を作成してもらいます。
診断書については、医療機関の窓口で確認してみてください。
「人身事故への切り替えを考えているので、診断書について教えてください」と伝えれば、必要な手続きを案内してもらえるでしょう。
③ 警察署へ相談する
診断書を用意したら、事故を担当した警察署へ連絡し、人身事故への切り替えについて相談します。
事故の状況によっては、改めて事故現場の確認などが行われる場合もあります。
必要な手続きはケースによって異なりますので、警察からの案内に従いましょう。
④ 保険会社にも連絡する
人身事故への切り替えを検討していることや、病院を受診したことについて、保険会社にも伝えておきましょう。
保険会社とのやり取りでは、事故の状況や受診した医療機関などについて確認されることがあります。
分からないことがあれば、そのままにせず担当者へ確認することをおすすめします。
「事故から数日経ってしまったけど大丈夫?」
これも非常に多いご質問です。
「事故から3日経ってしまった」
「1週間近く経ってから痛みが出てきた」
というケースもあります。
人身事故への切り替えについて、「事故から○日を過ぎたら絶対に変更できない」というように単純に考えることはできません。
ただ、事故から時間が経ってしまうほど、事故とケガとの関係を確認することが難しくなる可能性があります。
たとえば、事故からかなり時間が経ってから初めて病院を受診すると、「その症状は本当に交通事故が原因なのか」という点について確認が必要になることがあります。
そのため、事故後に痛みや違和感が出てきたら、できるだけ早めに医療機関を受診し、警察にも相談するようにしましょう。
「たいした痛みじゃないから」と我慢しないでください
交通事故後の症状で気を付けたいのが、「痛みが軽いから大丈夫」と我慢してしまうことです。
たとえば、
「首が少し重いだけ」
「肩がちょっと張っているだけ」
「腰に違和感があるだけ」
という状態でも、普段とは明らかに違うのであれば、一度身体の状態を確認しておきましょう。
特に、事故後から痛みが続いている場合や、日に日に症状が強くなっている場合は、早めに医療機関へ相談してください。
また、頭痛やめまい、吐き気、手足のしびれなどがある場合も、自己判断せず医療機関で診察を受けることが大切です。
交通事故後に多い「むち打ち」
交通事故後の代表的な症状として、「むち打ち」があります。
「むち打ち」という言葉はよく耳にすると思いますが、これは一つの正式な病名というより、交通事故などをきっかけとして起こる首周辺の症状を表す一般的な呼び方です。
病院では、症状に応じて「頚椎捻挫」などの診断名がつくことがあります。
症状としては、
・首の痛み
・首を動かしにくい
・肩や背中の張り
・頭痛
・腕や手の違和感
・身体のだるさ
などがみられることがあります。
ただし、同じ交通事故でも症状の出方には個人差があります。
「事故の衝撃がそれほど大きくなかったから大丈夫」とは限りませんし、反対に、痛みがあるからといって自己判断で原因を決めることもできません。
気になる症状があれば、まず医療機関で診てもらいましょう。
病院と整骨院、どちらに行けばいいの?
交通事故に遭った方からは、
「病院と整骨院、どちらに行けばいいですか?」
という質問もよくいただきます。
基本的には、まず医療機関で医師の診察を受けることをおすすめします。
交通事故によるケガについて、必要な検査や診断を受けるためです。
そのうえで、交通事故後の身体のケアを目的として整骨院への通院を検討することができます。
整骨院では、首や肩、腰などの痛みや身体の不調について相談できます。
ただし、整骨院は医療機関とは役割が異なります。
「病院で診てもらったけれど、身体の痛みが気になる」
「交通事故後の身体のケアについて相談したい」
という場合には、整骨院へ相談してみるのもよいでしょう。
なお、治療や通院については、医療機関や保険会社とも確認しながら進めることをおすすめします。
交通事故後に気を付けたいこと
交通事故に遭った後は、身体のことだけでなく、保険や警察とのやり取りなど、普段とは違うことがたくさんあります。
そのため、何をすればいいのか分からなくなってしまう方も少なくありません。
そんなときこそ、焦って自己判断せず、一つずつ対応していきましょう。
まずは身体に痛みや違和感がないか確認する。
症状があれば医療機関を受診する。
物損事故で届け出ていて、後からケガが分かったのであれば、警察へ人身事故への切り替えについて相談する。
そして、保険会社にも状況を伝える。
このように順番に対応していけば大丈夫です。
なごみ整骨院グループでも交通事故後のご相談を受けています
交通事故は、事故に遭った瞬間だけでなく、その後も身体や生活に影響することがあります。
「事故の翌日から首が痛くなった」
「腰に違和感が出てきた」
「病院では診てもらったけれど、まだ身体がつらい」
「交通事故後の身体のケアについて相談したい」
このようなお悩みがありましたら、なごみ整骨院グループへご相談ください。
私たちは、交通事故後に起こる身体の痛みや不調について、患者様一人ひとりの状態を確認しながらサポートしています。
もちろん、交通事故の手続きについて分からないことがあれば、一人で悩まずにご相談ください。
ただし、物損事故から人身事故への切り替えそのものは警察が行う手続きです。
また、交通事故によるケガの診断や検査については医療機関での診察が必要です。
整骨院だけですべての手続きを行えるわけではありませんので、その点はご注意ください。
まとめ|事故後に痛みが出たら、早めに相談しましょう
今回は、物損事故から人身事故への切り替えについてお話ししました。
交通事故では、事故直後は何ともなかったのに、翌日や数日後になって首や腰などに痛みが出てくることがあります。
「最初に物損事故で届け出てしまったから、もう変更できない」と諦める必要はありません。
事故によるケガが判明した場合には、まず医療機関を受診し、必要な診断書を取得したうえで、事故を担当した警察署へ人身事故への切り替えについて相談しましょう。
大切なのは、身体の痛みを我慢して放置しないことです。
「少し違和感があるだけだから」とそのままにせず、事故後に普段とは違う症状がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
そして、交通事故後の首・肩・腰などの痛みや身体の不調でお困りの場合は、なごみ整骨院グループにもお気軽にご相談ください。
事故後は、身体のことだけでなく、警察や保険会社とのやり取りなど、分からないことが多く不安になりやすいものです。
一人で抱え込まず、必要なところに相談しながら、身体の回復を第一に考えていきましょう。
交通事故後の痛みや違和感は、「そのうち治る」と我慢せず、早めの対応を心がけてください。
店舗一覧













